【三浦淳寛が直撃!】中村俊輔「前の人との距離感を大事にしたい」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2015年02月23日

「役割分担は明確にしたほうがいい」(三浦氏)

2月16日に負傷した左足首を手術した中村。全治には2~3か月かかる見込みで、現在は懸命にリハビリに取り組んでいるが、一日も早い回復を願いたい。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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三浦 威圧感をもっと出していきたいよね。
中村 去年は多少、上手くいかない部分もあって、ストレスに感じて、自分のプレーがちょっとあたふたしてしまったんです。個人的には、昔の森島さんと西澤さんじゃないですけど、FWの選手との連係をもっと深めていきたいですね。攻撃面でより結果を出せるようにしたい。守備でハードワークはしていますけど、今の年齢を考えれば、守備だけでなくそれ以外の部分でも評価を得なければならないので。得点だったり、アシストだったり、崩しにかかる時には、たとえ守備のタスクを少し消してでも、たとえボールタッチが少なくなっても、前の人との距離感を大事にして、決定機を増やしていきたいです。
 
三浦 横浜の個々の選手を見た時、それぞれ能力があって、ボールも持てると思う。だからといって、みんながみんな、シュンのイメージでボールを持っていたら、攻撃が遅くなる場合もある。そのあたりが懸念材料のひとつではあるかな。
中村 シンプルにはたいて出て行く、とか?
 
三浦 そう。まずはシュンに預けて、出したほうはすぐポジションを取る。役割分担は明確にしたほうがいいんじゃないかな?
中村 能力は間違いなく高いけど、タイプ的に似ている選手が多いかもしれませんね。ビルドアップに関しては、あまり自分が下がりすぎないでできれば。あとは、無駄なパスを増やさないこと。そうなると受け手も動く回数が多くなって、結局はミスが増えることにつながると思うんですよ。
 
三浦 ビルドアップについては、CBがもっとグッと開いて、相手のFWが取りに来られない程度に少し前にポジションを取れればいいと思った。そうすれば必然的にSBも高い位置を取れるだろうし。
中村 できるだけ、みんなが相手を背負わない状況を作り出したいんです。相手の守備陣形を開かせるようにすれば、間が空いてきますしね。
 
取材・構成:広島由寛(サッカーダイジェスト)
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