マジョルカの元指揮官と現第2監督が語る久保建英の“リアル評”「バルサ出身特有のパスセンスとマドリーの選手らしい…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

エル・パイス紙

2020年06月30日

モレーノ監督が久保の育成において特に力を注いだ点は?

モレーノ監督(左端)の下、守備面の向上も著しいという。(C) Getty Images

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 マジョルカのOBで、現役引退後は2011年から2015年にかけてBチームとトップチームの監督を務め、現在は有料TV局「モビスタル」のコメンテーターとして活動しているミゲル・ソレールも「久保がいるといないとでは大きく異なる。今のマジョルカにおいて創造性で彼の右に出る者はいない」と同調すると、さらにその評価はプレースタイルにも及んだ。

「テクニックと局面打開力に優れ、物怖じしないパーソナリティーも素晴らしい。ファイナルサードで違いを生み出すプレーができる選手だね。今後の課題は状況とエリアに適したプレーの選択と継続性だろう。際立った活躍を見せるには、少しでも長い時間帯で持ち味を発揮する必要がある」

 開幕以来、ビセンテ・モレーノ監督が久保の育成において特に力点を置いたのが守備面での貢献だ。ダニ・ペンディンはその点でも進化を遂げていると太鼓判を押す。

「強豪チームだと、前線の3トップが守備時にプレスバックしなくてもさして大きな問題にはならない。でもうちのようなチームでは、一人でも守備をサボるのはご法度だ。タケも最初は苦労していた様子だったけど、今ではこちらから指示を出さなくても、プレスバックして守備に奔走している。チームが降格を回避するには、守備面でも貢献しないといけないということを明確に理解できている」
 
 もちろん久保の魅力は攻撃にある。ダニ・ペンディンは久保のルーツに沿って、その異才ぶりをこう表現する。

「バルサのカンテラ出身らしい正確なパス技術と瞬時の判断力に加え、マドリーの選手特有の素早くスペースを突くドリブルを兼ね備えている」

 現在、久保はマドリーからレンタル移籍中だ。来シーズン、復帰してトップチーム入りの可能性もあるが、ミゲル・ソレールは時期尚早との見方を示す。

「マドリーには素晴らしい選手がそれこそゴロゴロいる。来シーズン、マドリーで活躍している姿は現時点では想像できない。フィジカルをさらに強化して、ボールを持っていない場面での運動量を高めることが重要だ」
 

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