「正直、僕が出ている時も練習のパフォーマンスはカミックの方が良かった」
――世界的にも生え抜きのバンディエーラが少なくなっています。移籍を考えたことは?
「何度もありましたよ。でもそのタイミングで、他のキーパーが退団したので、わざわざ自分が出て行く必要がなくなった。誰かが抜けたところを埋めていった、そういう感じでした。僕より実力のある先輩がいなくなるという話を聞いて、じゃあこのチームで勝負してみようかなという感じで、ずっといさせてもらってます」
――ジュビロの魅力は?
「これだけ長く在籍していると、『愛着は?』と聞かれるんですが、あまり考えたことがないですね。言葉には出しにくいというか。ただ、頭で考えなくても、結局このクラブにいるということが、魅力だったり愛着だったりするのかなと」
――今季で16年目です。これまでで最高の瞬間は?
「勝つのはいつでも最高ですね。あのピッチで、あの声援の中で勝って喜べるというのは幸せですし、そのために頑張っています。ひとつ選ぶならナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で優勝した時(2010年)ですね。、決勝戦には出られなかったですが、優勝って良いなと本当に思いました」
「何度もありましたよ。でもそのタイミングで、他のキーパーが退団したので、わざわざ自分が出て行く必要がなくなった。誰かが抜けたところを埋めていった、そういう感じでした。僕より実力のある先輩がいなくなるという話を聞いて、じゃあこのチームで勝負してみようかなという感じで、ずっといさせてもらってます」
――ジュビロの魅力は?
「これだけ長く在籍していると、『愛着は?』と聞かれるんですが、あまり考えたことがないですね。言葉には出しにくいというか。ただ、頭で考えなくても、結局このクラブにいるということが、魅力だったり愛着だったりするのかなと」
――今季で16年目です。これまでで最高の瞬間は?
「勝つのはいつでも最高ですね。あのピッチで、あの声援の中で勝って喜べるというのは幸せですし、そのために頑張っています。ひとつ選ぶならナビスコカップ(現ルヴァンカップ)で優勝した時(2010年)ですね。、決勝戦には出られなかったですが、優勝って良いなと本当に思いました」
――昨シーズンはクラブとしても、八田選手としても2度目の降格を味わいました。
「チームというのは難しいなと思いました。レギュラー、ベンチ入りする人、ベンチにも入れない人がいるなかで、みんなで一つの方向に向かって同じ気持ちで戦うというのは、本当に難しい。僕もシーズン初めはベンチにも入れなかったので、『試合に出たい、負けたくない』という気持ちでやっていました。
ただ、長い間チームにいるので、もう少しメンバーから外れたやつの気持ちになって、自分が支えてあげられれば良かったなと。もう一回引き上げてあげられたら良かったんですが、なかなか伝えられなかった。試合に出られるようになってからは、試合で勝つことに集中していましたし。もっとみんなを同じ方向に向かせられることができていたら、ああいう結果になってなかったかなという後悔はあります」
――いまもお話にありましたが、ご自身はシーズン途中からレギュラーを奪回しました。
「自分で言うのもなんですけど、試合に出ていることが奇跡みたいな感じでした。だから持っているものを全て出そうと思いましたし、僕がだめでもカミック(カミンスキー)がいる、という気持ちでやっていました。ずっと一緒に練習をやっていたから、彼の凄さは誰よりも知っているんで。正直、僕が出ている時も練習のパフォーマンスはカミックの方が良かったと思います。だからある意味で安心してやれましたし、やるだけやってダメだったら仕方ないみたいな感覚でしたね」
――その良きライバルだったカミンスキー選手は退団しました(母国ポーランドのヴィスワ・プウォツクに復帰)。
「カミックと一緒にやれたのは、今後の人生でも財産になると思う。そのくらいの印象に残ってる人間ですね。三浦(龍輝)と志村(滉)も含めて、去年のキーパー陣は、悪いグループではなかったかなと思います」
「チームというのは難しいなと思いました。レギュラー、ベンチ入りする人、ベンチにも入れない人がいるなかで、みんなで一つの方向に向かって同じ気持ちで戦うというのは、本当に難しい。僕もシーズン初めはベンチにも入れなかったので、『試合に出たい、負けたくない』という気持ちでやっていました。
ただ、長い間チームにいるので、もう少しメンバーから外れたやつの気持ちになって、自分が支えてあげられれば良かったなと。もう一回引き上げてあげられたら良かったんですが、なかなか伝えられなかった。試合に出られるようになってからは、試合で勝つことに集中していましたし。もっとみんなを同じ方向に向かせられることができていたら、ああいう結果になってなかったかなという後悔はあります」
――いまもお話にありましたが、ご自身はシーズン途中からレギュラーを奪回しました。
「自分で言うのもなんですけど、試合に出ていることが奇跡みたいな感じでした。だから持っているものを全て出そうと思いましたし、僕がだめでもカミック(カミンスキー)がいる、という気持ちでやっていました。ずっと一緒に練習をやっていたから、彼の凄さは誰よりも知っているんで。正直、僕が出ている時も練習のパフォーマンスはカミックの方が良かったと思います。だからある意味で安心してやれましたし、やるだけやってダメだったら仕方ないみたいな感覚でしたね」
――その良きライバルだったカミンスキー選手は退団しました(母国ポーランドのヴィスワ・プウォツクに復帰)。
「カミックと一緒にやれたのは、今後の人生でも財産になると思う。そのくらいの印象に残ってる人間ですね。三浦(龍輝)と志村(滉)も含めて、去年のキーパー陣は、悪いグループではなかったかなと思います」