【セルジオ越後】再開Jリーグ、注目は昨季V逸のFC東京! コロナ禍の影響を受けそうなチームは?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年06月26日

昨年2位に甘んじたクラブの意気込みを感じる補強

FC東京は開幕の清水戦でブラジル人3選手がゴールを決め、4選手がピッチに立った。左からA・シルバ、レアンドロ、D・オリヴェイラ、アダイウトン。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグがいよいよ再開するね。まずは6月27・28日にJ2リーグの再開戦とJ3リーグの開幕戦が行なわれ、7月4日にJ1リーグが再開される。新型コロナウイルスの感染拡大で約3か月にわたる中断期間を強いられたファン・サポーターにとっては、待ち遠しかっただろうね。

 当分は無観客の試合となってしまうのは残念だけれど、まずはリーグ戦を運営していく中で、しっかりと感染防止に努めながら、状況をコントロールしてほしいものだよ。

 そんななかで、僕なりに再開されるリーグ戦の注目ポイントを挙げてみたい。

 今シーズンの開幕前から注目していたのはFC東京だったんだ。昨年は、ラグビー・ワールドカップの影響を受けてアウェーの連戦で調子を落とし、終盤戦の逆転を許して2位に甘んじた。リベンジを掲げる今シーズンは、アントラーズからレアンドロ、ジュビロからアダイウントと新たなブラジル人選手を獲得して前線を補強するなど、明らかに大きなリアクションを見せた。

 FC東京の前線は、日本代表の永井も試合に出られなくなるかもしれないほどの熾烈な競争になる。開幕戦では、永井は昨シーズン終盤戦の怪我の影響もあって、ベンチ入りしなかったけど、今後レギュラーの座を奪い返すのは難しくなるだろうね。昨季悔しい思いをしたクラブの意気込みを感じるよ。

 昨年14年ぶりに王座を奪還したマリノスも、去年のメンバーにエジガル・ジュニオが戻ってきて、さらにトリニータから昨季二桁得点をマークしたオナイウを獲得して、前線が厚みを増している。こちらも連覇とACLに向けての意欲を見せている。

 一方で気になるのは神戸と名古屋。神戸はまた大物を獲るような噂があったけど、コロナ禍の影響によって海外からの補強が難しくなってしまった。前線にドウグラスを加えたとはいえ、キャスティングはビジャ、ポドルスキが抜けたぶん、昨シーズンよりちょっと見劣りがするよね。過密日程で総力が問われるという意味でも、選手層に不安がありそうだ。

 名古屋は深刻だ。ジョーが契約解除となってブラジルに帰国してしまった。前線の大黒柱が不在となったうえに、この状況では代役を獲得するのも難しい。加えて、GKのランゲラックとFWの金崎が新型コロナに感染してしまい、コンディション調整に狂いが生じてしまったことも大きなマイナス材料と言わざるを得ない。
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