• トップ
  • ニュース一覧
  • 【J再開後の注目株|長崎】手倉森監督の下で覚醒…「崖っぷち」から蘇ったアタッカーが新エースとなるか

【J再開後の注目株|長崎】手倉森監督の下で覚醒…「崖っぷち」から蘇ったアタッカーが新エースとなるか

カテゴリ:Jリーグ

藤原裕久

2020年06月04日

手倉森監督は事前の情報以上の実力に驚いた

手倉森監督(右)との出会いが転機に。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 転機となったのが手倉森監督らとの出会いだ。手倉森監督のポジティブな言葉をかけていく指導スタイルは、吉岡に落ち着きを与えた。気持ちにゆとりが生まれた吉岡はすぐさま本領を発揮し始めたのだ。

 事前の情報以上の実力に驚いた手倉森監督は、積極的にこのアタッカーを起用し、吉岡も指揮官の起用に応える好循環が生まれた。

 また崖っぷちと自覚していた吉岡は亀川諒史らの影響を受け、コンディション管理に気を使うようになる。これも好影響をもたらした。
 
 これまでなら甘さが出るような時も危機感が支えとなり、1年前に戦力外に近かった選手は、押しも押されもしないレギュラーとなっていったのである。

 連戦が待つ今季の戦いで、吉岡には昨年以上の活躍が求められる。昨年同様ターンオーバーが敷かれる中でもフル稼働が求められるかもしれない。長崎に復帰した時の危機感を忘れなければ、昨年並み、もしくはそれ以上の活躍ができるはずだ。それが達成された時、吉岡はレギュラーからエースへの階段を昇るに違いない。

取材・文●藤原裕久(フリーライター)
 
【関連記事】
玉田圭司が選ぶJ歴代最強チーム「なによりメンバーが豪華。プロのトップレベルを痛感」
「小さい頃から憧れ」「少しでも認めてもらいたくて」玉田圭司が語るストイコビッチ
大久保嘉人が選ぶJ歴代最強チーム「得点王になれたのは川崎のおかげ。公園で遊んでいる感覚やった」
興梠慎三が選ぶJ歴代最強チーム「数字が強さを物語る。ミシャのサッカーがハマって負ける気がしなかった」
小野伸二は「日本の宝」で「最高傑作」。“J歴代ベスト11”で称賛の嵐! 中村俊輔も「シンジしかいない」と認める

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ