加地亮が選ぶJ歴代ベスト11「個が強過ぎる11人。急成長に感激したプレーヤーは…」

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年06月03日

2トップは昔から憧れていたふたり

加地が「MY BEST PLAYER」に挙げたのは元柏の酒井(現マルセイユ)。その成長度を称賛する。(C)SOCCER DIGEST

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 次は中盤に。右サイドは森島さん。吸い付くようなトラップが素晴らしい。難しいボールでもスッと足もとに収めてしまう。プレーは派手ではないんですけど、常に動いて味方と連係してゴールに迫る。相手からしたらすごく嫌な選手ですよ。

 ボランチはヤット(遠藤保仁)と(小野)伸二。ヤットは外せないでしょう。相手のプレッシャーを無効にしてしまうポジショニングとボール捌き。淡々とプレーしているようで、すべてが効果的。滅多なことではミスをしないし、パスの回転がまた綺麗なんですよ。バックスピンをかけて芝生を駆けるように、スッとボールが走っていく。見ているだけで気持ちいいです。

 伸二もワクワクさせてくれる選手です。彼はね、なんやろう、もう分からない。この人の感覚は僕には読み取れないです。見ているものが違うんだろうなと。ファン・サポーターを楽しませられるし、それでチームをしっかり助けてくれる。別次元のプレーヤーです。

 シュンさん(中村俊輔)も見ていて面白い選手。2006年のワールドカップで一緒にプレーしましたけど、まあボールを奪われない。そして相手の逆を突くパスが絶品です。この中盤4枚が揃ったら、ずっとボールを握っていられるんじゃないですかね。
 
 2トップに選んだのは、ゾノさん(前園真聖)とカズさん(三浦知良)。昔から憧れていたふたりを並べました。ゾノさんのアトランタ五輪の時のドリブルは凄かった。あれを見て、めっちゃキックフェイントと切り返しの練習をしましたもん。

 カズさんは言わずもがなでしょう。ずっとJリーグを牽引し続けて、盛り上げてくれている。中学の時に生で観て衝撃を受けたのを覚えていますよ。『なんだあのシザース。なんで取られないんやろ』って。しかも、この人に憧れてプロになった自分が引退しているのに、カズさん自身はまだ現役を続けている。これってめっちゃ凄いことですよね。

 これが、僕が今考えるベストな11人です。なんか個が強過ぎますね。実際にチームにしたら、あまり良くないかもしれない……(笑)。まあ、そこはオシムさんに上手くまとめてもらいましょう。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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