ポグバが希望する移籍先は? マンU残留があるとすれば新監督に…

カテゴリ:移籍情報

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2020年03月19日

ポグバの去就はマンUの監督人事次第?

アッレーグリ(左)がマンU新監督になれば、ポグバ(右)が退団を踏み止まる可能性も?(C)Getty Images

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 最終的にポグバがどんな決断を下すかは、マンチェスター・Uの監督人事次第でもあるだろう。もし20年夏にオレ・グンナー・スールシャールが解任されれば、マウリシオ・ポチェティーノとマッシミリアーノ・アッレーグリが2大後釜候補になる。
 
 仮にユーベ時代にポグバと極めて良好な関係を築いていたアッレーグリが指揮官になれば、状況は一変する可能性もある。
 
 問題は、アッレーグリ自身がまだ身の振り方を決めていないこと。マンチェスター・Uだけでなく、マドリーとパリSG、そして古巣のミランも候補のひとつであり、アッレーグリは監督マーケットの成り行きを見守っている状況だ。
 
 マドリーのペレス会長に対しては、ミラン副会長時代から親密な関係にあるアドリアーノ・ガッリアーニ(現在はセリエC・モンツァのCEO&イタリア上院議員)が、アッレーグリの獲得を強く勧めるスポンサーの役割を果たしている。
 
 しかし、マドリーの監督人事がどうなるかは、やはりラ・リーガとCLの行方次第だ。マドリー、マンチェスター・U、パリSG、そしてユーベの状況はまだまだ流動的であり、今後の展開を予測することは現時点で難しい。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年3月19日号より転載
 
【著者プロフィール】
Gianluca DI MARZIO(ジャンルカ・ディ・マルツィオ)/1974年3月28日、ナポリ近郊の町に生まれる。パドバ大学在学中の94年に地元のTV局でキャリアをスタートし、2004年から『スカイ・イタリア』に所属する。元プロ監督で現コメンテーターの父ジャンニを通して得た人脈を活かして幅広いネットワークを築き、「移籍マーケットの専門記者」という独自のフィールドを開拓。この分野ではイタリアの第一人者で、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラのバイエルン入りをスクープしてからは、他の欧州諸国でも注目を集めている。
 
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