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【ミラノ・ダービー展望】骨折のインテル守護神が強行出場? ミランはイブラヒモビッチ次第だ

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年02月08日

【ミラン】すべてはイブラヒモビッチ次第

●予想スタメン(4-4-2)
GK:ドンナルンマ
DF:コンティ(カラブリア)、ケア(ムサッキオ)、ロマニョーリ、テオ
MF:カスティジェホ、ケシエ、べナセル、チャルハノール(ボナベントゥーラ)
FW:イブラヒモビッチ、レオン(レビッチ)
 
 ミランは右SBがコンティorカラブリアか、右CBがケアorムサッキオ、2トップの一角がラファエウ・レオンorアンテ・レビッチかという点が不透明で、ステーファノ・ピオーリ監督はシステムも普段の4-4-2に加えて直近のトレーニングでハカン・チャルハノールをトップ下に置く4-2-3-1もテスト。ただ、注目点はほぼ1つに絞られる。ズラタン・イブラヒモビッチのコンディションだ。
 
 1月にLAギャラクシーから約7年半ぶりにミランに帰還した「スウェーデン王」は、38歳ながらワールドクラスのプレーを連発。一時は二桁順位に沈んでいたミランを復活させ、公式戦5連勝に導いた。
 
 ところが、そのイブラヒモビッチを風邪で欠いた2月2日のヴェローナ戦は、攻撃がチグハグで1-1のドロー。38歳の大ベテランが唯一最大の頼みの綱というのは何とも情けない話だが、それが今のミランの動かしがたい事実だ。
 
 そのイブラヒモビッチは風邪が無事に完治し、7日からチーム練習に合流。スタメン出場が濃厚だ。ただ、復帰直後だけにやはりコンディション面は不安。ベストの状態ならゴールマウスに不安を抱えるインテルを十分に脅かしうるが、そうでなければミランの攻撃時自体が停滞しかねない。
 
 イブラヒモビッチ加入で輝きが増したレオン、サムエル・カスティジェホ、レビッチ、そして左SBながら攻撃の中心であるテオ・エルナンデズなどが、エースの負担をいかに軽減して攻撃で違いを作り出せるか。それが試合のポイントになるかもしれない。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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