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「ガンバに残る可能性もあったけど…」昨季大ブレイクの一美和成が横浜FCから狙う“五輪メンバー入り”

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2020年02月05日

「FWは分かりやすい。結果を残せば、代表のメンバーに入れるので諦めていない」

五輪出場へ強い意欲を見せる一美。J1での得点量産で、メンバー入りを狙う。写真:松尾祐希

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 この3年間のステップアップを振り返り、一美はこう話す。

「2年目にJ3で8得点取ったのが大きかった。ゴールを奪える感覚が生まれ、3年目はJ1の試合に出場できた。得点感覚が磨かれたし、京都に行ってからは我が出るようになった。特に昨季は生き残らないといけないという想いが強く、試合に出るためには得点を取るしかないと感じていたんです。最初の頃は試合に使ってもらえない状況が続いていたので、点を取らないと生き残れない。そこから得点への欲が出てきたと思います」

 地道な努力とハングリーな精神で、ついに芽吹いた一美の才能。「もちろん行きたい気持ちはあった中であまり意識していなかった」と本人は話すが、東京五輪出場も視界に入ってきた。

 現状では小川、前田大然(マリティモ)、上田綺世(鹿島)を追いかける立場。オーバーエイジで大迫勇也の参戦も噂されるだけに、序列をひっくり返すのは簡単ではない。だが、FWはゴールを決めて評価されるポジションだ。J1の舞台でゴールを量産すれば、状況は変えられる。

「東京五輪のメンバーに入るためにどうすべきかを考えた時に、J1で活躍すべきだと思ったので横浜FCに移籍をしました。ガンバに残る可能性もあったけど、自分の中でもっと試合に絡みたいと思ったんです。FWは分かりやすい。結果を残せば、代表のメンバーに入れるので諦めていない」

 勝負を賭けるプロ4年目のシーズン。一美は新たな地でゴールを量産し、自らの足でメンバー入りを手繰り寄せる。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
 
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