「同じグラウンドでサッカーを教えられるメリットは大きい」と古沼氏
「プロとは違うので移籍も難しいし、外国人選手を持ってくることはできない。1年生の星景虎が後半から出て仕事をしたけど、あの子はまさに中学生からアドバイスをしてきた子。矢板中央のクラブチームを作った意味は大きい」
実際にこの流れは、他のチームでも同様だ。ベスト8に入ったチームをみると、帝京長岡は長岡JY、昌平はFC Lavida、青森山田も中等部が全国中学校サッカー選手権大会などで結果を残している。惜しくも3回戦で敗れたが、日章学園も中等部が全国大会を2連覇中だ。
「同じグラウンドでサッカーを教えられるメリットは大きい。日章学園も中学がある。昌平もそうですよね。今年の帝京長岡も8割が6年間で育ててきた選手。そういう選手が伸びてきている。青森山田も中学出身の子が何人かはいる。そういう面で抜かりがない」
高校サッカーのトレンドとなりつつある“6か年計画”。古沼氏の言葉通り、自前で選手を育てられるのであれば、選手獲得に苦しむ事は少なくなる。
結果を残しながら、新たな施策に取り組む矢板中央。今大会でさらに勝ち上がれば、ジュニアユース世代から門を叩く選手も増えるだろう。そうなれば、6年で育てるサイクルがより加速するはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【選手権PHOTO】鵬学園0-2矢板中央|西村、左合の2ゴール&完封勝利で3年連続ベスト8進出!
実際にこの流れは、他のチームでも同様だ。ベスト8に入ったチームをみると、帝京長岡は長岡JY、昌平はFC Lavida、青森山田も中等部が全国中学校サッカー選手権大会などで結果を残している。惜しくも3回戦で敗れたが、日章学園も中等部が全国大会を2連覇中だ。
「同じグラウンドでサッカーを教えられるメリットは大きい。日章学園も中学がある。昌平もそうですよね。今年の帝京長岡も8割が6年間で育ててきた選手。そういう選手が伸びてきている。青森山田も中学出身の子が何人かはいる。そういう面で抜かりがない」
高校サッカーのトレンドとなりつつある“6か年計画”。古沼氏の言葉通り、自前で選手を育てられるのであれば、選手獲得に苦しむ事は少なくなる。
結果を残しながら、新たな施策に取り組む矢板中央。今大会でさらに勝ち上がれば、ジュニアユース世代から門を叩く選手も増えるだろう。そうなれば、6年で育てるサイクルがより加速するはずだ。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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