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親善試合の空気が一変!“選手権前哨戦”、前橋育英vs市立船橋は手の内隠さず大激戦の末に…

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年12月24日

「球際では負けない。最後まで戦う」「徐々にみんなのスイッチが入っていくのが分かりました」

来季の清水入団が内定している市立船橋の鈴木に対して、前橋育英の選手たちが厳しいディフェンスを見せる。写真:安藤隆人

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 前橋育英は66分にも再び倉俣が決定機を迎えるが、これもGK金子がビッグセーブ。67分に山岸の落としから熊倉弘逹がフリーで狙うが、シュートはわずかに枠の外。チャンスをモノにできない前橋育英は関と松岡を前線に上げてパワープレーに出るが、これも石田侑資(2年)と鷹啄トラビス(3年)のCBコンビと、金子に代わって投入されたGK細江彦太(2年)を中心に、堅守ではじき返し、そのままタイムアップ。市立船橋が前橋育英を1-0で退けた。

「球際では負けない、最後まで戦う。それができたと思う」と今年から指揮をとる波多秀吾監督が口にしたように、随所に“市船らしさ”が見えた。対する前橋育英も「最初は親善試合の雰囲気がありましたが、徐々にみんなのスイッチが入っていくのが分かりました。すぐに絶対に局面でも試合でも負けてはいけないと、全員の意識が高くなった」と10番を背負う渡邉綾平(3年)が口にしたように、手の内を隠すことなく力を発揮していた。

 言えることは、両チームとも本番に向けて順調な仕上がりを見せていること。前橋育英は最激戦区に身を置き、市立船橋は3年ぶりの選手権の舞台となるが、躍進を期待させる内容の一戦であった。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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