親善試合の空気が一変!“選手権前哨戦”、前橋育英vs市立船橋は手の内隠さず大激戦の末に…

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年12月24日

前橋育英の怒涛の攻撃とそれを凌ぐ市立船橋の図式で試合が進んだ

親善試合として行なわれた前橋育英と市立船橋の一戦は、本番さながらの激闘となった。写真:安藤隆人

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 12月22日、群馬県の県立敷島公園サッカー・ラグビー場で開催されたドリームマッチ群馬2019。第1試合で今年の全日本高校女子サッカー選手権大会に群馬県勢として出場する前橋育英と高崎健康福祉大高崎の試合が行なわれた後、今年の全国高校サッカー選手権大会の群馬県代表・前橋育英と、千葉県代表・市立船橋の一戦が行なわれた。

 入場から各ポジションへと散らばるまではお互いに親善試合とあって、リラックスした雰囲気だったが、キックオフの笛が鳴った瞬間に空気は激変した。

 前橋育英と市立船橋。共に多くのJリーガーを輩出し、高校サッカー界きっての名門と呼ばれる両校は、長くしのぎを削り合ってきたライバル同士でもある。親善試合と言えども、選手権本番で着用するユニホームを身に纏い、選手権に向けたほぼベストメンバー同士で相まみえるのだから、選手たちのスイッチが入らないわけがない。試合はすぐに本番さながらの“激戦”の様相を呈した。

 前橋育英は181センチの相原大輝(3年)、186センチの松岡迅(3年)、188センチの関礼恩(3年)の長身選手を3バックに並べ、前線には2年生FWの中村草太を1トップに、後方に熊倉弘逹(2年)と山岸楓樹(3年)の2シャドーを置いた3-4-2-1で挑み、市立船橋は4-4-2で清水エスパルス内定のFW鈴木唯人(3年)、湘南ベルマーレ内定のDF畑大雅(3年)がスタメンに名を連ねた。

 開始早々の4分に熊倉弘逹のスルーパスに抜け出した中村がシュートを狙う。これが市船GK金子麗音(3年)のセーブに遭うと、さらに両チームの闘争本能に火がついた。中盤やゴール前での激しい攻防が繰り広げられ、特に球際の攻防は凄まじかった。

 先制したのは市立船橋。24分に左サイドを突破した畑のクロスからの展開で、最後はFW伊藤涼也(3年)が先制弾を叩き込んだ。ゴールを決めた伊藤は大きな雄叫びを上げてガッツポーズ。前橋育英はその姿に触発されるように、ここから猛攻を始める。

 後半に入って、前橋育英の攻撃の手がさらに強まると、58分に後半頭から登場したFW倉俣健(3年)がGKと1対1になる決定機を迎える。だが、放ったシュートは再びGK金子のビッグセーブに阻まれた。

「この勢いを落とすな! これからだぞ! この強度だ」と前橋育英の選手から声が飛ぶと、「もっと集中しろよ!」と市立船橋の選手から声が飛ぶ。ピッチ上が緊迫した空気に包まれ、前橋育英の怒涛の攻撃とこれを凌ぐ市立船橋の図式で試合が進んだ。
 

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