スサエタが「感激した」こととは?
村上さんは、現地で歌われているチャントを日本仕様にアレンジし、地元のスサエタ・ペーニャの許可も得て3曲を用意。たとえば、本来のスサエタのチャントは、「エタ、エタ、エタ、スー、サー、エタ」という歌詞だったが、「エタ」はバスクの独立求める過激派組織『ETA』(現在は解体)連想させるため、「スサ、スサ、スサ、スー、サー、エタ」に修正した。
また、「アスレティック、グガラ~」を繰り返すチームのチャントを「スサエタ、グガラ~(俺たちのスサエタ)」に改良した。
ただ、サポーター連合のルールで、個人チャントを勝手に歌うことはできないため、現在は要望を出しているところだという。
北原さんや福田さんらサポーターの有志は、大阪ダービーの試合前、スタジアム周辺でイクリーニャを振りながら、チャントの練習を行なった。その様子を収めた動画が、巡り巡って一部のスペイン・メディアに渡り、海の向こうで紹介されたりもした。
スサエタもその動画を目にしたようで、先月プライベートで村上さんと会った際、「僕のチャントを練習してくれていて感激した」と話していたという。
村上さんと福田さん、北原さんの交流は、その後も続いている。スサエタの加入を通して生まれたアスレティック・ビルバオとガンバ大阪のサポーターの絆は、これから先も――。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
また、「アスレティック、グガラ~」を繰り返すチームのチャントを「スサエタ、グガラ~(俺たちのスサエタ)」に改良した。
ただ、サポーター連合のルールで、個人チャントを勝手に歌うことはできないため、現在は要望を出しているところだという。
北原さんや福田さんらサポーターの有志は、大阪ダービーの試合前、スタジアム周辺でイクリーニャを振りながら、チャントの練習を行なった。その様子を収めた動画が、巡り巡って一部のスペイン・メディアに渡り、海の向こうで紹介されたりもした。
スサエタもその動画を目にしたようで、先月プライベートで村上さんと会った際、「僕のチャントを練習してくれていて感激した」と話していたという。
村上さんと福田さん、北原さんの交流は、その後も続いている。スサエタの加入を通して生まれたアスレティック・ビルバオとガンバ大阪のサポーターの絆は、これから先も――。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)