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【連載・東京2020】大迫敬介/前編「広島ユースは理想郷だった。高校サッカーの選択肢もあったけど…」

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年10月16日

「『違う形でも、また同じ舞台に立とう』と兄と約束した」

小学生時代は活発だった。近所の公園や学校の校庭でボールを蹴る毎日だったという。写真:秋田耕二(スタジオサンエス)

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――小学校の時はどんな少年でしたか?
「活発でした。地元の出水市は田舎だったし、僕ら3兄弟はみんなアクティブだったので、ずっと外で遊んでいましたね。逆にゲームとかは全然やらなかったです」
 
――サッカー以外ではどんな遊びを?
「いえ、特に。鬼ごっこをやっていたくらいで、あとは毎回サッカーでした。だいたい近くの公園や小学校で、僕ら3兄弟と、他にも友だちを誘って、ボールを蹴っていましたね」
 
――兄弟は、仲がいいんですね。
「もちろんです。今でもよく会いますよ」
 
――兄弟からはどんな影響を受けましたか?
「サッカーも含めて一緒に何かをする機会が多かったので、小さい頃から兄にはいろんなことを教わりました。兄は今サッカーを辞めてしまいましたけど、トレーナーとして頑張っています。僕が高校進学で親元を離れるのと同じタイミングで、兄はトレーナーになることを目標に大学に進んだんです。

 それからお互いに別々の道でしたが、今年の5月にエディオンスタジアムのピッチに立つことができた。『違う形でも、また同じ舞台に立とう』と、それを僕らは目標にしてきたので、いろんな想いがこみ上げてきましたね。だから、今高校3年生の弟に何か目標を持ってもらえるように、僕ら兄ふたりがきっかけを示してあげられればいいなと思っています」
 
――素晴らしい兄弟ですね。ではお父さんとお母さんはどんな人?
「僕ら兄弟がみんなめちゃくちゃご飯を食べるので、おそらく料理については本当に大変だったんじゃないですかね。それでも満足いくまで食べさせてくれましたし、今思えばすごく有難いなと思います」
 
――厳しい人でしたか?
「両親はふたりともスポーツをやっていたからか、謙虚さというところは厳しく言われますね。そういう、サッカーよりも人間性のことを言われるのが多いです」
 
――言われて印象に残っている言葉は?
「『活躍したからと言って、調子に乗るな。天狗になるなよ』というのはよく言われますね」
 
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