バルベルデ監督やバルトメウ会長の存在も大きなファクターに
メッシも家族もバルセロナでの生活を満喫しているのは周知の事実。バルサで現役を終えたいと発言したことも一度や二度ではない。エルネスト・バルベルデ監督の存在もメッシが現状に満足している重要なファクターのひとつだ。
事実、昨シーズンが終了した直後にバルベルデの進退問題が浮上した際に、ジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長を筆頭とした上層部が続投に踏み切ったのは、そうした指揮官のマネジメント能力を評価したからでもあった。
事実、昨シーズンが終了した直後にバルベルデの進退問題が浮上した際に、ジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長を筆頭とした上層部が続投に踏み切ったのは、そうした指揮官のマネジメント能力を評価したからでもあった。
そのバルベルデ監督の契約は今シーズン限りで満了し、バルトロメウ会長の任期もその1年後の21年に終了。15年7月に再選を果たしているため次の選挙での立候補の権利は認められていない。
さらに盟友ルイス・スアレスの契約も同じ21年夏で満了し、今夏、失敗に終わったネイマールの復帰オペレーションからこのまま撤退するのかどうかも不透明なままだ。メッシの去就が宙に浮いたまま、今後数年間、バルサは大きな変革の時を迎えることになる。エースは様子見のスタンスを示しているが、クラブ側は一刻も早く10番の契約を見直す必要に迫られている。
文●ファン・イリゴジェン、ラモン・ベサ(ともにエル・パイス紙バルサ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
さらに盟友ルイス・スアレスの契約も同じ21年夏で満了し、今夏、失敗に終わったネイマールの復帰オペレーションからこのまま撤退するのかどうかも不透明なままだ。メッシの去就が宙に浮いたまま、今後数年間、バルサは大きな変革の時を迎えることになる。エースは様子見のスタンスを示しているが、クラブ側は一刻も早く10番の契約を見直す必要に迫られている。
文●ファン・イリゴジェン、ラモン・ベサ(ともにエル・パイス紙バルサ番)
翻訳●下村正幸
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