パリSGとの2試合がヌドンベレの評価を一気に押し上げた
新進気鋭のMFをさらに一つ上の世界へと押し上げたのが、2017-2018シーズン。パルク・デ・プランスを舞台にしたパリSGとの2試合だ。
一つはリヨンへの移籍がまとまる前のリーグ・アン第1節。アミアンのメンバーとして敵地に乗り込むと、そのリーグ・アンのデビュー戦で圧倒的な存在感を示し、アミアンのクリストフ・ペリシエ監督を唸らせた。
「ボールの奪い方、敵の守備ブロックを破壊するボールの運び方、そのどちらも輝きに満ちていた」
一つはリヨンへの移籍がまとまる前のリーグ・アン第1節。アミアンのメンバーとして敵地に乗り込むと、そのリーグ・アンのデビュー戦で圧倒的な存在感を示し、アミアンのクリストフ・ペリシエ監督を唸らせた。
「ボールの奪い方、敵の守備ブロックを破壊するボールの運び方、そのどちらも輝きに満ちていた」
もう一つはリヨン加入から3週間後に迎えた第6節。同じパリSGとのビッグマッチで王のごとく中盤に君臨すると、66分にはゴールまで約30メートルの距離から放った強烈ミドルでクロスバーを叩き、観衆の度肝を抜いた。
どちらの試合も0-2のスコアでチームは敗れたとはいえ、ヌドンベレの名前は一気にフランス全土に轟いた。
プレミアリーグの強豪トッテナムで新たなチャレンジに挑むその才能に、疑いの眼差しを向ける者はもはやいない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
※『ワールドサッカーダイジェスト9月19日号』より転載