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【連載・東京2020】杉岡大暉/後編「ただの監督ではない。曺さんに言われると自然と自信が」

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年09月13日

「自分でもビックリするくらい良い道を辿れている」

曺監督の存在は大きい。様々な影響を受けた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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――曺監督も含めてこれまで指導を受けた監督からかけられた言葉で、もっとも心に残っているものは?
「んー、なんでしょう。どの人もみんな、まず大事にしろと言うのは、人間性の部分でした。そこはすごく大事にして育ててくれたし、サッカーだけやっていればいいという人はひとりもいなかったです。どの指導者もすごく親身になってくれて、そういう巡り合いについても僕は恵まれていたと思います」
 
――曺監督からの期待の大きさが表われていたのが、プロ1年目での開幕スタメン。あの時はどんな心境でした?
「湘南に入ってから、ひとつの目標にしていたので、嬉しかったです。そのポジションにはあまり人がいなくて、僕が抜擢を受けたんですよね。そういう運もありました。僕は結構人生を通して運が良いほうなんです」
 
――と言うと?
「市船に入れたのもまず運が良かったことだし、高校の最初に試合に出られたのも、先輩が怪我したからだった。結構そういう意味では恵まれているなと」
 
――ただ巡ってきたチャンスをモノにするのは簡単ではない。そこでチャンスをつかめる要因は?
「とにかく、やることをやって、準備するだけです。準備をしていない段階ではそういうチャンスは来ないし。しっかりと練習して、その時に備えているのが一番の要因かなと」
 
――そういうチャンスが来ると、自分のなかで想定して準備ができているんでしょうね。
「そうだと思います。夢中になってやれているんじゃないんですかね」
 
――しかも昨年のルヴァンカップ決勝では、豪快なゴールを決めて大会MVPになりました。
「ああいうのを取れちゃうのも、ある意味持っているなと。運も実力のうちっていうくらい、大事なことだし、そういうところには感謝しています」

――17年にはJ2優勝を経験して、昨年にはルヴァンカップも優勝。どうですか、プロ生活を振り返って。
「本当に理想的な年月を送っています。多分周りから見てもそうだし、僕自身も思います。J2優勝してJ1昇格して、昨年はタイトルまで取ってしまって、自分でもビックリするくらい良い道を辿れているなって」
 
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