佐藤晃大の一言により「スイッチが入った」
「今のままでは試合に出られないぞ。何をするために徳島に来たか考えろ」
内田裕が記憶する佐藤のその一言により「スイッチが入ったというか。あの言葉は自分の中で、すごく大きかった」と変化のきっかけになった。佐藤にもその話を尋ねると「指導したってわけではないですよ(笑)」と前置きしながらも「出場できなくても不貞腐れずにやった方がいい。不貞腐れるのは簡単だが、成長するために来たわけだから。そう話したことがある」と振り返る。
コメントからすると両者の記憶に若干の違いはあるようだが、いずれにせよ内田裕と佐藤の間にある確かな信頼関係を感じさせられた。
内田裕が記憶する佐藤のその一言により「スイッチが入ったというか。あの言葉は自分の中で、すごく大きかった」と変化のきっかけになった。佐藤にもその話を尋ねると「指導したってわけではないですよ(笑)」と前置きしながらも「出場できなくても不貞腐れずにやった方がいい。不貞腐れるのは簡単だが、成長するために来たわけだから。そう話したことがある」と振り返る。
コメントからすると両者の記憶に若干の違いはあるようだが、いずれにせよ内田裕と佐藤の間にある確かな信頼関係を感じさせられた。
そして「今年は11節の京都戦から自分の良さを出せるようになりましたけど、その時も自分を信じて最前線で動いてくれたのが佐藤君でした」。その京都戦を機に、内田は先発出場を続けている。
徳島が右肩上がりに成績を伸ばした背景には、こういった各々のドラマも存在する。それも含めて「チーム」という組織力なのかもしれない。
取材・文●柏原敏(フリーライター)