「何をするために徳島に来たか考えろ」内田裕斗を蘇らせた先輩・佐藤晃大から愛のムチ

カテゴリ:Jリーグ

柏原敏

2019年07月25日

「絶対外されないような存在になっていきたい」

攻撃の起点として躍動する内田裕斗(右)。今季はここまで18試合・1得点の成績を残す。写真:徳原隆元

画像を見る

 6月度のJ2リーグでリカルド・ロドリゲス監督が月間優秀監督賞に、岩尾憲が月間MVPに選出された。同月の徳島ヴォルティスはチームとしても5試合で4勝1分の好成績を残し、一気に順位を上げた。両者とも受賞に際して「チーム」に関するコメントを残しているが、今の徳島は突出した“誰か”が牽引しているのではなく、全ポジションで様々な選手のドラマがある。
 
 そのひとつが、ビルドアップで違いを作っている内田裕斗だ。11節の京都戦(△0-0)からフルタイム出場を続けており(23節終了時点)、攻撃の始発点として復調の兆しをチームに呼び込んでいる。
 

 内田裕は影で様々な苦労を経験してきた選手だ。ガンバ大阪から2015年に徳島へ加入して16年には完全移籍を果たし、長島裕明監督(現・松本山雅FCヘッドコーチ)体制の下で不動の左ウイングバックに定着。ただ17年のロドリゲス監督体制になってからは途中出場の役回りが増え、悔しそうな表情を覗かせる日々が続いていた。

 しかし、その時間を無駄にすることなく、自らのプレーと向き合ことで「今はロドリゲス監督体制になって3年目の中で、チームとして必要とされていると一番感じている。使ってもらっている時に、しっかり結果を残して絶対外されないような存在になっていきたい」と話す。
 
 その内田裕がもっとも影響を受けた選手について話す機会があった。その選手とはG大阪時代の先輩であり、徳島へ同時期に移籍した佐藤晃大だ。「いつもきっかけになるのは佐藤くん。佐藤くんは覚えているかどうか分かりませんが、(徳島の加入初年度に)ポゼッションの練習で全然上手くいかなかったことがあります。その時に、初めて佐藤くんに怒られました」。まず、その話を聞いたときに物静かで縁の下の力持ちの役回りのような佐藤が“怒る”ことがあるのだと意外な一面を知った。

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 永久保存版
    9月7日発売
    内田篤人
    引退特集号
    14年半のプロキャリアを
    完全プレーバック!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    8月27日発売
    充実の決定版が完成!
    2019-20
    EUROPE SOCCER TODAY
    完結編
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 9月24日号
    9月24日発売
    総勢40名が選ぶ!
    J1前半戦
    MVP&ベストイレブン
    「司令塔」特集も必読!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    9月17日発売
    2020-21欧州各国リーグ
    開幕ガイド
    メガ15クラブの
    選手名鑑付き!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ