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流経大柏が“絶対的存在”の復活で市立船橋とのライバル対決に快勝! 総体出場を逃した千葉二強がプレミアの舞台で激突!!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年07月01日

モチベーション高く臨んだ八木が起点となった展開から先制点をゲット

流経大柏の大西が先制点。ついにライバルを相手に均衡を破る。写真:安藤隆人

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流経大柏は市立船橋を破り、プレミアリーグEASTで6位に浮上した。写真:安藤隆人

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 八木はモチベーション高くこの一戦のピッチに立った。GK松原颯汰、DF藤井海和といった昨年度の選手権準優勝メンバーと連係して堅守を築くと、プロ注目のMF鈴木唯人と攻撃的右サイドバックの畑大雅、1トップのFW賀澤陽友、怪我から復帰したボランチ・町田雄亮とタレント揃いの市船攻撃陣をシャットアウト。
 
 攻めては68分に八木が起点となった展開から、最後は左からの折り返しをファーサイドで待ち受けたMF大西悠介が蹴り込んで、流経大柏が先制。勢いに乗った流経大柏は80分に、FW森山一斗のドリブル突破からの折り返しを、ニアで藤井が押し込んで追加点。
 
 その後も八木を中心に90分間、声を切らすことなく戦い続け、流経大柏がライバル市船を2-0で下して、順位も市船と入れ替わる形で6位に浮上した。
 
「僕の選手としてのパフォーマンスは決して良くなかったのですが、戦う気持ちや今のチームに必要なものを出しながらプレーはできたのではないかと思っています。キャプテンとしてはいいパフォーマンスを見せることができたと思います」
 
 試合後、八木は変わらぬ真摯な姿勢で感想を述べてくれた。怪我から復帰して4日目と決してコンディションは万全ではない。だが、「3年生の成長と、ピッチの外からチームを見続けて感じたこともあり、整理した状態で試合に臨めた」と頭脳と精神は整っていた。
「インハイはどうあがいても出られないので、それを良い薬にするためには、この後の巻き返しが大事になってくる。そこはもう一度全員考えて、全力を出せるようにしなければいけない。この勝ちを全員で大事にしていきたい」
 
 頼もしきキャプテンが帰ってきた流経大柏。インハイ予選決勝での敗戦、そしてライバルとの負けられない一戦での勝利の価値をより高めるために、残された2つの大会を全力で走り抜ける。
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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