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流経大柏が“絶対的存在”の復活で市立船橋とのライバル対決に快勝! 総体出場を逃した千葉二強がプレミアの舞台で激突!!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2019年07月01日

インターハイ予選の前に負傷離脱していた流経大柏のキャプテン・八木滉史

キャプテンの八木が復帰した流経大柏が市立船橋を2対0で退けた。写真:安藤隆人

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「自分たちに残されているのは選手権とプレミアしかない」
 
 流経大柏のキャプテン・八木滉史がこう語ったように、先のインターハイ予選において、決勝で日体大柏に延長戦の末に3-4で敗れ、チームはインターハイ出場を逃した(今年から千葉は1校出場となったため)。

 
「このチームの絶対的な存在。『八木のチーム』と言っていいほど」と流経大柏の本田裕一郎監督が語るほど、キャプテンとして、ボランチとしてずば抜けた存在感を放つ彼だが、インターハイ予選はスタンドで応援をしていた。
 
 大会前に負傷し、3週間の離脱。チームは準々決勝で八千代を相手にPK戦で辛勝するなどしぶとく勝ち上がっていったが、決勝では後半アディショナルタイムに追いつかれ、延長後半アディショナルタイムに決勝弾を決められるというショッキングな敗戦を、外から見つめるしかなかった。
 
「どこかで普通にやれば勝てるだろうという気持ちはあって、日体大柏はその上を来た。でも、僕らが3点取って負ける試合は滅多にないので、ショックは大きいけど、下を向いてはいられないと思います」
 
 だが、八木の目にはマイナス面ばかりは映らなかった。
 
「自分が抜けてから3年生が自覚を持つようになった。渡會や櫻井と言った3年生がリーダーシップを発揮してくれるようになったことはすごく助かりますし、頼れる存在だった」
 
 八木の代わりにキャプテンマークを巻いたMF渡會と、インターハイ予選準決勝からいきなりレギュラーとして抜擢されたFW櫻井が、「いつまでも八木に頼ってばかりではいけないと思っていた」と、気迫を前面に出したプレーと、周りへの声かけでチームを牽引。その姿は八木にとって非常に頼もしかった。
 
 そして、プレミアリーグ第8節。相手は市立船橋。この試合で八木はついにスタメン復帰を果たした。
 
「個人的にも、チーム的にも重要な一戦。両方ともインハイ予選で負けて悔しい思いがあるし、市船も相当な悔しさを抱えていて、この試合にかける思いはあると思う。でも、ウチも市船は絶対に負けてはいけない相手ですね」
 
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