福島決勝でチームを本大会へ導く殊勲弾!
インターハイ(高校総体)の福島予選決勝は、今季8年ぶりにプレミアリーグEASTの舞台で戦う尚志と、プリンスリーグ東北に復帰を果たした学法石川が対戦した。
試合は序盤から尚志が圧倒的に攻め込んだが、学法石川の堅い守りに阻まれる展開が続く。後半に尚志が先制するも、後半アディショナルタイムにPKで同点に追いつかれ、延長戦にもつれ込む熱戦となった。
延長戦でもなかなか得点が入らず、PK戦が濃厚となった延長後半8分、尚志はセットプレーのこぼれ球を拾ったMF菅野稜斗(2年)のクロスから、エースFW染野唯月(3年)がヘディングシュートを決め、勝利を決定づけた。「仲間を信じられたおかげです。あのクロスは絶対来ると信じて飛び込みました」。勢い余ってボールと共にゴールに転がり込む形となったが、見事に尚志を10年連続12回目の優勝へと導いた。
コンディションは万全ではない。鹿島アントラーズや浦和レッズ、FC東京などJ1強豪クラブの練習参加したこともあって、チームにいない期間も多かったという。そうした疲労の影響もあり、今大会は準々決勝と決勝の2試合のみに出場した。
「特に前半、自分の思ったようなプレーができなくて、決めるところで決められず、ポストに当たったシュートもあって、ゴールを決めてチームを楽にさせることができませんでした。ゲームキャプテンとしてみんなを冷静にさせて、良いゲームをさせてあげられなかったのは自分の責任です」
そう語って、悔やむ。
周囲も染野の高さを活かそうとするあまり、中央へのロングボールが多くなり、逆に攻撃が単調になってしまう時間帯があった。「自分たちの攻撃はもっとクロスなどサイド攻撃が武器なのですが、中からの攻撃が多くなって、そこで密集になってボールを奪われることが多かったです。もっと判断のスピードを上げないといけません。この相手にできなかったら全国でもできませんので、全国レベルに合わせていきたいです」と、インターハイを見据え、よりチーム全体の状況判断の部分を磨いていきたいという。
「(Jクラブへの練習参加などで)チームにいない時が多くて、みんなと合わせる時間が少なかったのですが、みんなが自分に合わせるんじゃなくて、自分がみんなに合わせていきながら、その中で個人能力を出していければ、もっと良いものが出せたのではないか……」と、最後まで染野は反省しきりだった。
試合は序盤から尚志が圧倒的に攻め込んだが、学法石川の堅い守りに阻まれる展開が続く。後半に尚志が先制するも、後半アディショナルタイムにPKで同点に追いつかれ、延長戦にもつれ込む熱戦となった。
延長戦でもなかなか得点が入らず、PK戦が濃厚となった延長後半8分、尚志はセットプレーのこぼれ球を拾ったMF菅野稜斗(2年)のクロスから、エースFW染野唯月(3年)がヘディングシュートを決め、勝利を決定づけた。「仲間を信じられたおかげです。あのクロスは絶対来ると信じて飛び込みました」。勢い余ってボールと共にゴールに転がり込む形となったが、見事に尚志を10年連続12回目の優勝へと導いた。
コンディションは万全ではない。鹿島アントラーズや浦和レッズ、FC東京などJ1強豪クラブの練習参加したこともあって、チームにいない期間も多かったという。そうした疲労の影響もあり、今大会は準々決勝と決勝の2試合のみに出場した。
「特に前半、自分の思ったようなプレーができなくて、決めるところで決められず、ポストに当たったシュートもあって、ゴールを決めてチームを楽にさせることができませんでした。ゲームキャプテンとしてみんなを冷静にさせて、良いゲームをさせてあげられなかったのは自分の責任です」
そう語って、悔やむ。
周囲も染野の高さを活かそうとするあまり、中央へのロングボールが多くなり、逆に攻撃が単調になってしまう時間帯があった。「自分たちの攻撃はもっとクロスなどサイド攻撃が武器なのですが、中からの攻撃が多くなって、そこで密集になってボールを奪われることが多かったです。もっと判断のスピードを上げないといけません。この相手にできなかったら全国でもできませんので、全国レベルに合わせていきたいです」と、インターハイを見据え、よりチーム全体の状況判断の部分を磨いていきたいという。
「(Jクラブへの練習参加などで)チームにいない時が多くて、みんなと合わせる時間が少なかったのですが、みんなが自分に合わせるんじゃなくて、自分がみんなに合わせていきながら、その中で個人能力を出していければ、もっと良いものが出せたのではないか……」と、最後まで染野は反省しきりだった。