スペイン・メディアが絶賛したポイントは?
●ストロングポイント
「モハメド・サラーやマルティン・ウーデゴーのような、小柄な左利きの有望株の多くは、すぐに“新しいメッシ”と呼ばれる。なかでも、なぜ久保がそのアルゼンチン代表FWに最も近いタイプと言われるのか、その片鱗を見せた。彼はチリとエクアドルを相手に、合計14回のドリブルを試みて、そのうちの8つを成功させた。
さらに、彼はパスというオプションがあり、素早くワンツーをし、ボールを受け取ると急加速してシュートするその能力は、たびたびディフェンダーを後退させた。攻撃を締めくくるために、シュートを打つことも恐れていなかった。
最も印象に残ったのは、攻撃面でのインテリジェンスだ。久保は何度も小さなスペースを見つけてはボールを引き出した。チリ戦の前半は、敵に捕まり前進できなかったが、60分を過ぎてマークが緩くなった後は、スペースを活用していた。
エクアドル戦でも同じだった。ボールを保持すると、対峙する相手に仕掛けるか、敵の最終ラインを切り裂く縦パスを送るか、ベターな選択をした。
この試合で、久保は信じられないことに7つのキーパス(シュートに繋がるパス)を供給した。日本のベストプレーヤーだった。チームメイトがゴールに収めてくれれば、彼は2、3のアシストを記録しただけでなく、準々決勝でプレーしていただろう」
「モハメド・サラーやマルティン・ウーデゴーのような、小柄な左利きの有望株の多くは、すぐに“新しいメッシ”と呼ばれる。なかでも、なぜ久保がそのアルゼンチン代表FWに最も近いタイプと言われるのか、その片鱗を見せた。彼はチリとエクアドルを相手に、合計14回のドリブルを試みて、そのうちの8つを成功させた。
さらに、彼はパスというオプションがあり、素早くワンツーをし、ボールを受け取ると急加速してシュートするその能力は、たびたびディフェンダーを後退させた。攻撃を締めくくるために、シュートを打つことも恐れていなかった。
最も印象に残ったのは、攻撃面でのインテリジェンスだ。久保は何度も小さなスペースを見つけてはボールを引き出した。チリ戦の前半は、敵に捕まり前進できなかったが、60分を過ぎてマークが緩くなった後は、スペースを活用していた。
エクアドル戦でも同じだった。ボールを保持すると、対峙する相手に仕掛けるか、敵の最終ラインを切り裂く縦パスを送るか、ベターな選択をした。
この試合で、久保は信じられないことに7つのキーパス(シュートに繋がるパス)を供給した。日本のベストプレーヤーだった。チームメイトがゴールに収めてくれれば、彼は2、3のアシストを記録しただけでなく、準々決勝でプレーしていただろう」
記事は最後にこうまとめている。
「経験豊富な戦士たちと一緒にブラジルまで行ったことで、久保は評判を高めた。見るべき才能がそこにあった。マドリディスタは、期待すべきだ。新シーズンのカスティージャでは(今夏にサントスから加わったブラジル人の)ロドリゴと久保が両サイドに位置取り、頻繁にポジションチェンジをしながら、ディフェンスを翻弄してシュートを放つシーンが見られるかもしれない」
コパ・アメリカでの“お披露目”により、さらに期待値が上がった感のある久保。白いシャツを纏ってどんなプレーを見せてくれるのか。注目は高まるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部