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【消えた逸材】18歳で衝撃を与えたマンCのマイケル・ジョンソン。その後は怪我と飲酒運転による二度の逮捕で…

カテゴリ:ワールド

田嶋コウスケ

2019年06月11日

引退から2年後に不動産業に転身するも…。

11-12シーズンに所属していたレスター時代の一枚。オーバーウェイトで調子はまったく上がらなかった。(C)REUTERS/AFLO

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 そんな若手有望株の行く手を阻んだのは、度重なる怪我だ。08-09シーズンには腹部から骨盤、鼠径部にかけて痛みを抱え、公式戦出場はわずか8試合に終わる。復活を期して臨んだ翌シーズンは、09年12月の練習中に前十字靭帯損傷の大怪我を負い離脱。ここから1年半に渡ってリハビリ生活を強いられた。つまり、3シーズンを怪我でほぼ棒に振ったことになる。
 
 復帰後の11-12シーズンは再起を誓い、当時FLC(2部) だったレスターにレンタル移籍した。しかし、オーバーウェイトで調子はまったく上がらず、年明けの1月に再び故障。結局、9試合に出場しただけでレンタル期限前にシティに舞い戻った。
 
 ピッチ外でトラブルが続出したのは、ちょうどこの頃だ。こともあろうに、12年2月に飲酒運転で逮捕されたのだ。しかも反省するどころか、4か月後にふたたび飲酒運転で交通事故を起こし、再逮捕された。

 ハマンは「誘惑に勝てないところがあった」と明かすが、地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』のインタビューのなかで、精神疾患やアルコール依存症、ギャンブル依存症を専門とするクリニックに通院していたことを、ジョンソン本人が明らかにしている。
 
 そして事件から6か月後、マンチェスター・Cを放出され、24歳の若さで現役生活に幕を引いた。当時、指揮官を務めていたロベルト・マンチーニ監督は、「マイケルは特大のポテンシャルを秘めていた。退団は、ただただ悲しい」と嘆いたものだった。
 
 引退から2年後の15年、ジョンソンは生まれ故郷であるマンチェスター郊外のアームストンで、不動産業に転身。知人と共同で会社を立ち上げた。しかし現在、ジョンソンの名は共同経営者の欄から外されている。
 
「僕のキャリアについては、誰よりも自分自身がいちばん落胆した。今は、世間の目にさらされることなく、ひっそりと生きていけたら嬉しい」
 
 若くしてフットボーラーとしてのキャリアに終止符を打った逸材は、こうして表舞台から姿を消した。
 
文●田嶋コウスケ
 
※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年5月16日号より転載
 
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