バルセロナの”カンテラ”を退団して早4年。久保のブレイクは目前か
迎えた新シーズン。やるべきことをやらなければ、試合に出られない現実を嫌というほど味わったのだろう。守備に対しての意識は変わった。フィジカルも見違えるように逞しくなった。そうした苦い経験を経て、久保はJ1のクラブで開幕から3戦連続で先発出場。この鳥栖戦では終盤まで0-0と拮抗したものの、長谷川監督は久保を攻撃の切り札としてピッチに残した。
久保が活躍した理由は数的優位、相手の疲労などがあるかもしれない。だが、最も苦しい時間帯にアシストした結果は成長の証だろう。
久保が活躍した理由は数的優位、相手の疲労などがあるかもしれない。だが、最も苦しい時間帯にアシストした結果は成長の証だろう。
「気付いたら笛が鳴っていた。そこまで疲れなかったけど、達成感がありましたね」と、90分の戦いを終えた久保は安堵の表情を浮かべた。
バルセロナのカンテラを退団して早4年。“何かやってくれる”ワクワク感は今も昔も変わらない。大人に対抗できるフィジカルや守備力を身に付け、掴んだフル出場の資格。機は熟した。注目度だけではなく、久保は”本当の意味”で飛躍の予感を漂わせている。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
バルセロナのカンテラを退団して早4年。“何かやってくれる”ワクワク感は今も昔も変わらない。大人に対抗できるフィジカルや守備力を身に付け、掴んだフル出場の資格。機は熟した。注目度だけではなく、久保は”本当の意味”で飛躍の予感を漂わせている。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)