主審に暴言を吐かれた? クールなトッテナム指揮官が珍しく試合後にブチ切れた!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月24日

「この10年間で初めて起こったことだったのは間違いない」

トッテナムはケイン(10番)がみずからの戦列復帰を祝うゴールで一時は同点とするも、終盤に突き放されて敗北。優勝を狙ううえで手痛い一敗を喫してしまった。(C)Getty Images

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 就任5年目の智将はこう語っている。

「実に見苦しいところをお見せしてしまったね。彼がなにを言ったか? 君たちの求めに応じるつもりはないよ。たしかに言葉をかけられたのは確かだが、私にどう答えろと言うんだい? (監督キャリアを始めてからの)この10年間で初めて起こったことだったのは間違いないし、私だって感情を抑制できないときはある。だが、それらはピッチの上での出来事だ。もう終わったこと。試合が終わったらまずは控室に戻って、水でも飲んでひと息つくべきだったんだ。反省しているよ」

 しかも報道陣から「レフェリーに謝るのか?」と問われると「それはとても良いポイントだ。そうだね、あとでそうするかもしれない」と即答した。「失点シーンのジャッジに不満があったからでは?」と訊かれても、「ノーノーノー! まったく関係ないよ」と否定。そしてこう続けた。

 
「とても重要な、今後の鍵を握るゲームを落としてしまった。だからショックを受けているし、失望もしている。このスタジアムで戦うバーンリーはやはり強敵だったし、勝利に値した彼らのパフォーマンスを称えたいと思う。我々が負けたのは、我々の戦い方や準備に問題があったからで、非難されるべきは我々自身だ。結果に対しての責任はそこにのみあり、他の要素に求めるべきではない」

 最後は「まだ(優勝を狙う)チャンスは十分あるだろう。諦めるわけがない」と前を向いたポチェティーノ監督。それでもやはり気になるのは、これだけ冷静沈着な人物をあそこまで怒らせた言葉だが──。今後もずっと、指揮官本人の口から明かされることはないのだろう。
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