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激震! チェルシーに今夏と来冬の補強禁止処分が下る…アザールの移籍やサッリ解任にも影響か

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月23日

チェルシーはFIFAを上訴する意向を明らかに

マドリー移籍が噂されるアザールの動向にも影響を及ぼす決定がチェルシーに下された。 (C) Getty Images

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 欧州サッカー界に激震が走った。

 現地時間2月22日、国際サッカー連盟(FIFA)は、チェルシーに対して補強禁止の措置をとることを発表したのだ。

 その発表によると、チェルシーは18歳未満の外国人選手の契約に関してFIFAの定める規則第19条に抵触。同規則では18歳未満の選手は両親がサッカー以外の理由で移住しない限り、海外クラブに移籍することはできないことになっており、チェルシーでは29人の契約が違反していたことが判明したという。

 この規約違反によりチェルシーは、2019年の夏と2020年1月の移籍マーケットでの新たな選手登録の禁止(選手の放出は可能)に加え、60万スイスフラン(約6600万円)の罰金、そして今後90日以内に未成年選手に関する状況を是正することが決まっている。

 言うまでもなくチェルシーにとって、この処分は計り知れないダメージになることは必至だ。というのも、彼らは、今シーズン終了後に絶対的存在であるエデン・アザールのマドリー移籍や18歳の俊英FWカラム・ハドソン=オドイのバイエルンへの引き抜きなど、チームの底上げが課題になるとされているからだ。
 
 それに加え、最近の成績不振により電撃解任が噂されるマウリツィオ・サッリ監督を本当に更迭することになれば、新監督の意向に沿うテコ入れが必要にもなる。ゆえに2度の補強禁止処分はチェルシーにとって、来シーズンからのクラブの命運を左右する決定なのである。

 無論、チェルシーも黙って受け入れることはしない。処分発表直後に公式サイトに掲載した声明において、「未成年の選手保護に尽力するFIFAの活動に大きく敬意を払う」としつつも、「我々は規則に則っている旨を証明するため、改めて近日中に申し立てを行なう」とFIFAの不服申立委員会に上訴することを記した。

 はたして、ブルーズの運命はどうなっていくのか――。チェルシーは欧州でも指折りのメガクラブだけに、処分の行方次第で移籍マーケットの様相も変わるだろう。それだけに今後も動きを注視する必要がありそうだ。
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