ダークホース候補は名古屋か
ダークホース候補を挙げるなら、このオフに大型補強を敢行した名古屋。FWのマテウス、MFの米本拓司、DFの千葉和彦を加えたスカッドは魅力的で、エースのジョーも「良い準備ができている」と自信満々だ。風間八宏監督が就任して3年目、チームとしてのまとまりが出るはずであり、仮にそうなれば上位争いに食い込んでくるかもしれない。
同じ継続路線のFC東京も、虎視眈々とリーグ優勝を狙っている。ファストブレイク(速攻)を標榜する長谷川健太監督の下、戦い方のベースはこの1年でチームに浸透した印象だ。あとは、横浜から復帰した久保建英や鳥栖から完全移籍で加入した田川亨介、昨季のKリーグ2部で16得点・5アシストを決めたナ・サンホなど若手が台頭して選手層が厚くなれば、面白い存在になりそうだ。
同じ継続路線のFC東京も、虎視眈々とリーグ優勝を狙っている。ファストブレイク(速攻)を標榜する長谷川健太監督の下、戦い方のベースはこの1年でチームに浸透した印象だ。あとは、横浜から復帰した久保建英や鳥栖から完全移籍で加入した田川亨介、昨季のKリーグ2部で16得点・5アシストを決めたナ・サンホなど若手が台頭して選手層が厚くなれば、面白い存在になりそうだ。
昨季の主力が揃って残留したG大阪も不気味。宮本恒靖監督の下、昨季終盤はクラブタイ記録となる9連勝を飾るなどポジティブな空気が流れている。ファビオを放出したCBに韓国代表のキム・ヨングォンを獲得するなど補強も悪くない。中盤のキーマンである今野泰幸が健康体を保てれば、打倒・川崎の最右翼になる可能性はあるだろう。
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集長)
文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集長)