大迫を欠き、攻撃はさらに停滞
それでも「サイドを広く使うことと、少しアバウトなボールでも良いので前線に入れること」(柴崎岳)を確認したという日本は後半から反撃。エース大迫の2ゴールで逆転し、71分には堂安が追加点。3-1で終盤を迎えた。しかし試合はこのままで終わらなかった。73分に投入したFW北川航也の安易なボールロストからPKを奪われて1点差に詰め寄られると、「もう少し(試合の)展開に余裕があれば代えていたと思います」と森保監督は病み上がりの大迫を下げるタイミングを失った。
トルクメニスタン戦のフル出場が直接の原因かは分からない。しかし、大迫は試合後に痛めていた右臀部に違和感を覚え、再び別メニュー調整を強いられる事態になった。
トルクメニスタン戦のフル出場が直接の原因かは分からない。しかし、大迫は試合後に痛めていた右臀部に違和感を覚え、再び別メニュー調整を強いられる事態になった。
大迫、中島というふたりの核を失えば、攻撃が停滞するのは当然だ。第2戦では大迫の代役として期待された北川航也、武藤が不発。チームとしてもこのふたりを活かす術を提示できず、選手層の薄さを露呈する結果となった。
この状況に長友佑都は「若手が生き生きプレーできていないのは、ベテランの僕らの責任だとも思います」と反省の弁。一方で大迫は「長友さんらはそう言いますが、僕は若手にもっと自分を出してもらいたい。もっと先輩に怒ったって良いし、文句を言っても良い。這い上がってきてもらいたい」と、さらなる奮起を促す。2連勝と結果は出していたが、どこか手応えを掴めずにいた。
この状況に長友佑都は「若手が生き生きプレーできていないのは、ベテランの僕らの責任だとも思います」と反省の弁。一方で大迫は「長友さんらはそう言いますが、僕は若手にもっと自分を出してもらいたい。もっと先輩に怒ったって良いし、文句を言っても良い。這い上がってきてもらいたい」と、さらなる奮起を促す。2連勝と結果は出していたが、どこか手応えを掴めずにいた。