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市立船橋、流経大柏にリベンジ果たせず……0-2の敗戦後にエースが残した後輩へのメッセージ

カテゴリ:高校・ユース・その他

小室功

2018年11月19日

終了間際の後半39分に2点目を献上して万事休す

10番を背負う井上は「来年こそなんとか全国にいってほしい」と後輩にエールを送った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 このままでは終われない市立船橋は後半に入ると、まずは同点に追いつくべく、ギアを一気に上げた。持ち前の展開力とサイドアタックを駆使し、カウンター対策もしっかり施しつつ、流経大付柏のゴールを脅かす。
 
 後半の20分過ぎが“自分たちの時間”だった。
 
 後半22分、中央から右サイドにドリブルで持ち込んだ西堂が思いきって狙うもゴールの枠をとらえきれず。後半28分には右サイドの松尾勇佑からグラウンダーのクロスが送られるが、いいタイミングで入ってきた味方選手が無念の空振り。その後、再び松尾がカットインする形で相手守備陣に割って入り、シュートに至るもゴール左外にそれてしまった。
 
 決定打が出ない。それどころか、終了間際の後半39分によもやの2点目を献上し、市立船橋は万事休す。「負けてしまったのは甘さ、弱さがあったから。FWなのに1本しかシュートが打てず、役割を果たせなかった」と西堂がうつむけば、「チャンスは作ったけれど、最後のところの質が足りなかった。全国に行きたかったので、今は悔しさしかない」と松尾は目を赤くした。
 残念ながら市立船橋はリベンジを果たせなかった。
 
 エースナンバーの10番を背負うMFの井上怜が「昨年も悔しい思いをして、今年も悔しい思いをして、来年こそ何とか全国にいってほしい。朝岡監督がいつもいっているけれど、最後に勝負を分けるのは人間力。選手としても人としても成長してほしい。後輩たちにはそう伝えたい」と、3年生みんなの気持ちを代弁した。
 
 全国選手権で優勝5回を誇る伝統校、市立船橋の誇りをかけた戦いがリスタートする。
 
取材・文●小室功(フリーライター)
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