森保ジャパンの「骨格作り」となる10月シリーズで招集すべき5人の選手は?

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2018年09月28日

調子のいい選手を起用するのは、チームを活性化し、勢いをもたらすためにも大事なことだ

最下位の長崎で9ゴールを挙げる鈴木は、今ノッている選手だ。写真:徳原隆元

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 最下位の長崎にあって、9ゴールを挙げ、名古屋戦はハットトリックを決めた。スピードとバネという恵まれた身体能力を活かし、リオ五輪最終予選のタイ戦では決勝トーナメント進出を決める先制点を決め、リオ五輪ではナイジェリア戦で途中出場ながらゴールを決めるなど大舞台でも強い。特に後半に出てくると相手にとっては非常に嫌な存在になるだろう。今、調子のいい選手を起用するのは、チームを活性化し、勢いをもたらすためにも大事なこと。覚醒しつつある鈴木のプレーはファンをワクワクさせてくれるに違いない。
 
 吉田―柴崎―大迫が入るとチームのセンターラインが固まる。軸が固まれば、あとは周囲を肉付けしていけばいい。
 
 彼らのパートナー探しも楽しみだが、興味深いのは中島翔哉(ポルティモネンセ)+堂安律(フローニンヘン)+大迫+パートナーの攻撃ユニットがどう機能するのか、である。乾貴士(ベティス)にやや似たタイプの中島は大迫との相性は悪くないだろうが、堂安やFWのパートナーによって大迫がより活きて、味方をさらに活かせるプレーができるのか。

 また、この5名、特にロシア・ワールドカップ組の選手が入ることでチームのムードも少し変わるだろう。グっとチームが締まり、良い緊張感の中で戦えるはずだ。
 
文●佐藤俊(スポーツライター)
 
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