コンパクトかつ粘り強い守備がチーム全体に求められる
デンベレの武器は高い技術とワールドクラスの当たりの強さを生かしたキープ力。滅多なことがない限りボールを失わない。サイドに追い込み奪ったと思わせた瞬間、左足一本で巧みボールを操りつつ身体を強引にぶつけてプレスの網を突破する。
セオリーでは奪える瞬間が訪れたとしても、持ち手がデンベレだった場合は飛び込んではならない。対処の方法はデ・ブルイネと同様で、ある程度、縦のパスコースやドリブルコースを切っておけば怖くない。デ・ブルイネ対策との差はエリア全体でこの対応をする必要がある点だろう。
セオリーでは奪える瞬間が訪れたとしても、持ち手がデンベレだった場合は飛び込んではならない。対処の方法はデ・ブルイネと同様で、ある程度、縦のパスコースやドリブルコースを切っておけば怖くない。デ・ブルイネ対策との差はエリア全体でこの対応をする必要がある点だろう。
いずれにせよ日本代表は、この試合において、「相手にボールを持たせる」コンパクトかつ粘り強い守備がチーム全体に求められる。90分間持続することは難しいかもしれないが、やり続けることができれば勝機が見えてくるかもしれない。
文●内藤秀明
文●内藤秀明