アウクスブルク戦（１-１）で２戦連続の先発出場を果たしたケルンの大迫勇也も、厳しい評価を受けた。『ビルト』はチーム最低タイの５点で、『キッカー』はチーム単独最低点の５点……。
 
　地元紙『エクスプレス』が付けた４点もチーム最低タイの採点であり、「頑張りはした。しかし、彼の持つポテンシャルを考慮すれば、まだ物足りなさすぎる』と奮起を促した。
 
　フランクフルトの長谷部誠はボルシアMG戦で３戦連続の先発フル出場を飾り、チームの勝利（２-０）に貢献した。
 
『ビルト』は及第点となる３点を付け、「彼がボールを失った時は恐怖の瞬間だったが、マスカレルが救った。それ以外では、守備を強固にしていた」と記している。『キッカー』の採点も３点だった。
 
　なお鎌田大地は、リーグ戦７試合連続でメンバー外となっている。
 
　２部リーグでは、ヘルタ・ベルリンからのレンタルでデュッセルドルフに加入した原口が、先日のデビューに続き、今節はFWとして初の先発出場。１点ビハインドの64分に、自ら獲得したPKを決めて初ゴールもマークし、早くもその実力を証明してみせた。
 
『ビルト』はチーム単独で最高評価の１点を付けると、『キッカー』は1.5点でチーム単独最高点の原口をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。「先発デビュー戦で格の違いを見せた。その動きは軽快でトリックに満ち、２つの重要なゴールに関与した」と絶賛した。
 
　さらに地元紙『ライニッシェ・プレッセ』もチーム単独最高の２点を付け、「冬の新戦力は、開始から45秒で相手に警告を発した。ピッチを動き回り、多くを試みた。彼の多くのアクションに、１部での経験を見ることができた。同点弾のPKも落ち着いて沈めた」と褒め称えている。
 
　なお、宇佐美貴史は86分から途中出場を果たしたものの、出場時間が短いため、採点は付かなかった。