冬の移籍市場がクローズ目前! あの大物やサムライたちの動静など注目点を総まとめ!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年01月29日

オーバメヤンはどこへ? ヴェンゲルとドルトムント幹部が去就について明言。

例年以上の賑わいを見せる今冬の移籍市場。その終盤戦で話題をさらうのは一体誰になるのだろうか。 (C) Getty Images

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 今冬の移籍市場では、例年以上に大物が動きを見せている。
 
 イングランドでは市場が開く3日前にサウサンプトンから8000万ユーロ(約108億円)でフィルジル・ファン・ダイクがリバプールへ移籍したことに始まり、そのリバプールからバルセロナに1億2000万ユーロ(約156億円)で加わったフィリッペ・コウチーニョらが市場の序盤を盛り上げた。
 
 そして直近では、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの間で交わされたヘンリク・ムヒタリアンとアレクシス・サンチェスのトレードが大きな話題を呼んだ。
 
 そんな欧州冬の移籍市場は、その多くが1月31日をデットラインとしている。この期間での選手補強は、当然ながらシーズン後半戦に臨むチームに多大な影響を及ぼすだけに、その動きは非常に気になるところだ。ここでは、最終日までに成立するかどうかが注目される、主だった案件を紹介したい。
 
―――◆―――◆―――
 
 まず注目なのは、リーグ全体が抜きんでた資金力を有し、この冬も市場の中心となっているイングランドのプレミアリーグの中でも、主役を務めているアーセナルの動きだ。
 
 前述のトレードでエースのサンチェスを放出すると一方でムヒタリアンを獲得したアーセナルが、この最終局面で狙っているとされるのは、ドルトムントの快足FWピエール=エメリク・オーバメヤンである。
 
 すでにドイツへ幹部を派遣して交渉に臨んでいるとされるアーセナルは、5000万ユーロ(約68億円)→5800万ユーロ(約78億8000万円)と提示額を上げながら、さらにフランス代表FWのオリビエ・ジルーを盛り込んだオファーをかけるも、いずれも7000万ユーロ(約95億円)以上のオファーがない限り、放出には応じないとするドルトムントから断られている。
 
 実際、1月27日の会見でアーセン・ヴェンゲル監督は、両クラブの希望額に「かなりの開きがある」と明言。ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDも、オーバメヤンが先発に復帰した1月28日のフライブルク戦の後で「我々の要求が満たされない限りは実現しない。彼はおそらく夏まで残る」とコメントしている。
 
 そうした事実をまとめると、この交渉はかなり難航していると見るのが妥当。去就問題の決着は夏以降になるだろうか。
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