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【現地紙インタビュー】バルサGKテア・シュテーゲン「俺にとって完璧主義と向上心は同義語なのさ」

カテゴリ:メガクラブ

エル・パイス紙

2017年12月30日

完璧なプレーをする自分の姿を想像して。

自他ともに認める完璧主義者。何事においても100%で打ち込まないと気が済まない性格だという。(C)Getty Images

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――テア・シュテーゲンというキーパーは完璧主義者のように映るけど、自分ではどう分析している?

「その通りだと思うよ。何事においても100%で打ち込まないと気が済まない性格だからね。逆に言うと、その手応えがなければチャレンジしない。キーパーとしても同様だ。つねに最善の準備をして、パーフェクトなプレーをする自分の姿を想像しながら試合に臨んでいる。そうやって一つひとつ課題をクリアしてきたからこそ、いまの自分がある。つまり俺にとって、完璧主義と向上心は同義語なのさ」

――すべての失点はキーパーの責任にあるんだろうか。

「いいや、完璧なポジショニングで完璧な対応をしても絶対に止められないシュートはある。相手のフォワードだってゴールを奪うために最善を尽くしているわけだからね」

――試合のあと、ミスを引きずってなかなか寝付けなかったことは?

「試合前夜はいつもぐっすり寝られるし、試合後も大抵は問題ない。唯一の例外は、極度の緊張を強いられた試合の後だ。(2015年の)チャンピオンズ・リーグ決勝のあともなかなか寝付けなかった。まあ、みんながフィエスタ騒ぎだったこともあるけどね」

――サッカーの夢は見る?

「いいや、サッカーの夢を見たことは一度もない。悪夢もね」

――フィードミスが直接失点につながった昨シーズンのセルタ戦(7節/スコアは3-4)の後、君はみずからのミスを認めると同時に、「キーパーコーチのホセ・ラモン・デ・ラ・フエンテと話し合う」と発言していた。あの言葉の真意は?

「試合後にふたりで失点の原因を追究するのはいつものことだからね。その他にも、フィードからセーブに至るまで、ありとあらゆるプレーを振り返る。俺にとってデラ(デ・ラ・フエンテの呼称)の意見は絶対だ。違った角度から意見を述べてくれるから、とても参考になる」

――そのセルタ戦後から、フィードでリスクを冒す傾向が少なくなった。

「いや、リスクはつねに負っている。ただ以前より状況を見極めてからプレーする意識が強くなった」

――いまも相手をフェイントでかわすのは好きなんだよね?

「練習ではね。でも試合では、リスクの大きさを考えるとなかなかチャレンジできない。それは経験から学んだことでもある」
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