久々出場の原口、内田に移籍報道、伊藤は契約延長! 他のブンデス日本人の契約状況は!?

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月18日

長谷部と酒井の契約延長は!?

ともにチーム内で確固たる地位を築いている長谷部(左)と酒井(右)。契約延長の報はいつ!? あるいは……。 (C) Getty Images

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 このように、ブンデスリーガの日本人選手の契約に関して、動きが見られる今冬だが、他の選手はどうだろうか? それぞれの現在の契約期間は以下の通りだ。
 
香川真司(ドルトムント) 20年6月
長谷部誠(フランクフルト) 18年6月
鎌田大地(フランクフルト) 21年6月
浅野拓磨(シュツットガルト) 18年6月
※アーセナルからのレンタル
武藤嘉紀(マインツ) 19年6月
酒井高徳(ハンブルク) 18年6月
大迫勇也(ケルン) 20年6月
宇佐美貴史(デュッセルドルフ) 20年6月
関根貴大(インゴルシュタット) 21年6月
宮市亮(ザンクト・パウリ) 19年6月
 
 契約の残りの期間、チームでの出場状況は選手によって異なるが、現時点で冬に動きがありそうな選手は、今のところはなさそうだ。
 
 このなかで気になるのは、今シーズン限りで契約が切れる酒井と長谷部。前者は今夏、クラブ首脳陣が「キャプテンを失うことなどあり得ない」と語り、酒井本人も残留に乗り気で契約延長は間近と現地でも報じられたが、その後、正式に更新されたというニュースは届いていない。
 
 一方、長谷部はリーダーとして、出場した試合では安定感を誇り、コバチ監督からの信頼も厚いものの、膝の負傷で欠場も多くなっていることから、以前ほど絶対的な存在ではなくなり、クラブも契約延長に慎重になっているとの話もある。
 
 香川は今夏、ドルトムントが日本遠征中に契約延長を発表し、こちらは当分、動きはないだろう。浅野はシーズンごとのレンタルでシュツットガルトでの2年目を過ごしているが、英国の労働許可証の取得の難しさを考えると、アーセナル復帰よりもドイツでの3年目の方が現実的と言えるか。
 
 所属するケルンが極度の不振のなかにある大迫、ワントップとして君臨している武藤は、それぞれチームの中心であり、契約もそれぞれ20年、19年まで残しているが、とりわけ前者はクラブの結果次第では、シーズン後に動きがあるかもしれない。
 
 今シーズンに加入したばかりの宇佐美、鎌田、関根も、まだ2~3年の契約を残している。宇佐美は交代出場が多いものの、戦力として計算の内には入っており、最近はほぼ毎試合出番を得ているだけに、今後もデュッセルドルフでレギュラー獲り&定着に挑戦し続けるだろう。
 
 一方、鎌田、関根の海外初挑戦組はメンバー入りすらできないことが多い。鎌田はリーグ戦では3試合出場(先発2試合)でベンチ入りは4試合。関根は3節に29分間プレー(交代出場)した以降は出番がなく、ベンチ入りすら2試合のみで、4部リーグでプレーすることもある。
 
 まだ修行の身として現チームで挑戦を続けるか、あるいはレンタルも含めて実戦経験を積める環境を求めるか。今冬はともかく、この状況が続くのであれば、シーズン終了時に何かしらの動きがあるかもしれない。
 
 最後に、ザンクト・パウリ加入以来2度目の膝靭帯断裂で6月から戦線を離脱している宮市。最近はようやくボールを使った練習を開始しているという。負傷後の8月に契約を延長したことは、クラブの期待の表われとも言え、また宮市自身も復帰後の巻き返しを誓っていることだろう。
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