ナポリがジラルディーノに強い興味を示す。
【ジェノア】ジラルディーノは移籍が濃厚、後釜はデルディヨクかマトリか
ジェノアで14得点を挙げたアルベルト・ジラルディーノは、シーズン終了後は移籍が濃厚。まだ具体的なオファーはないが、ナポリが強い興味を示している。
後釜候補としては、実現すれば三度目の出戻りとなるマルコ・ボッリエッロ(ウェストハム)に加えて、ホッフェンハイムからレバークーゼンにレンタル中のスイス代表の大型FWエレン・デルディヨク、そしてミランからフィオレンティーナにレンタル中のアレッサンドロ・マトリの名前も挙がっている。
【ヴィデオトン】ジェンナーロ・ガットゥーゾと監督就任の交渉中
ハンガリーのヴィデオトン(現在1部リーグ3位)が、来シーズンの監督に迎えるべく、元ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾと交渉を進めている。今シーズンはセリエBのパレルモをわずか1か月あまりで解任されたガットゥーゾは、すでにブダペストに到着してクラブとの話し合いに入っている。進展が注目される。
【ウディネーゼ】ジャーディ(アンデルレヒト)獲得に動く
かねてから狙っていたラシン・クラブ(アルゼンチン)のファンタジスタ、ロドリゴ・デ・パウルをバレンシアにさらわれた格好のウディネーゼが、今度はアンデルレヒトでプレーするモロッコU-20代表のアタッカー、ナビル・ジャーディに照準を合わせている。
ジャーディは2日後からU-20アフリカ選手権予選のために代表に合流する予定になっており、ウディネーゼはその前に交渉をまとめたい意向。その可能性はかなり高いようだ。
【インテルナシオナウ】コロン(アルゼンチン)からルケを獲得
南米の移籍マーケットはすでに動き出している。ブラジルのインテルナシオナウは、アルゼンチンのコロンでプレーする93年生まれのウインガー、カルロス・ルケを移籍金300万ドル(約3億円)で獲得した。ルケにはヴェローナ、ウディネーゼも興味を示していたが、これでイタリア行きの線は消えた。
一方、ヨーロッパ行きがほぼ決まりそうなのが、パラグアイのオリンピアに所属する94年生まれのFWデルリス・ゴンサレス。2年前にベンフィカが保有権を買い取り、その後もレンタルという形で南米に残っていたが、そのプレーに目をつけたバーゼルがベンフィカに保有権買い取りをオファー、5年契約での獲得が合意に近づいている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
ジェノアで14得点を挙げたアルベルト・ジラルディーノは、シーズン終了後は移籍が濃厚。まだ具体的なオファーはないが、ナポリが強い興味を示している。
後釜候補としては、実現すれば三度目の出戻りとなるマルコ・ボッリエッロ(ウェストハム)に加えて、ホッフェンハイムからレバークーゼンにレンタル中のスイス代表の大型FWエレン・デルディヨク、そしてミランからフィオレンティーナにレンタル中のアレッサンドロ・マトリの名前も挙がっている。
【ヴィデオトン】ジェンナーロ・ガットゥーゾと監督就任の交渉中
ハンガリーのヴィデオトン(現在1部リーグ3位)が、来シーズンの監督に迎えるべく、元ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾと交渉を進めている。今シーズンはセリエBのパレルモをわずか1か月あまりで解任されたガットゥーゾは、すでにブダペストに到着してクラブとの話し合いに入っている。進展が注目される。
【ウディネーゼ】ジャーディ(アンデルレヒト)獲得に動く
かねてから狙っていたラシン・クラブ(アルゼンチン)のファンタジスタ、ロドリゴ・デ・パウルをバレンシアにさらわれた格好のウディネーゼが、今度はアンデルレヒトでプレーするモロッコU-20代表のアタッカー、ナビル・ジャーディに照準を合わせている。
ジャーディは2日後からU-20アフリカ選手権予選のために代表に合流する予定になっており、ウディネーゼはその前に交渉をまとめたい意向。その可能性はかなり高いようだ。
【インテルナシオナウ】コロン(アルゼンチン)からルケを獲得
南米の移籍マーケットはすでに動き出している。ブラジルのインテルナシオナウは、アルゼンチンのコロンでプレーする93年生まれのウインガー、カルロス・ルケを移籍金300万ドル(約3億円)で獲得した。ルケにはヴェローナ、ウディネーゼも興味を示していたが、これでイタリア行きの線は消えた。
一方、ヨーロッパ行きがほぼ決まりそうなのが、パラグアイのオリンピアに所属する94年生まれのFWデルリス・ゴンサレス。2年前にベンフィカが保有権を買い取り、その後もレンタルという形で南米に残っていたが、そのプレーに目をつけたバーゼルがベンフィカに保有権買い取りをオファー、5年契約での獲得が合意に近づいている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)