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【移籍市場超速報】ドルトムント インモービレの獲得交渉開始へ。レバンドフスキの後釜として

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年04月21日

ますます熱を上げるドルトムント。

34節のラツィオ戦でも決めて、20ゴールの大台に乗せたインモービレ。ドルトムントは正式オファーを用意しているという。 (C) Getty Images

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【トリノ】インモービレ、ドルトムントか、ユベントスか

 PKなしで20ゴールの大台に乗せたチーロ・インモービレ。ユベントス育ちだがトリノとの共同保有で、来シーズンどこでプレーしているかはまだ分からない。以前からドルトムントが興味を持っているのはすでにお伝えしてきた通り。ドルトムントはロベルト・レバンドフスキの後釜として2人のCFを獲得しようと目論んでいる。ひとりはヘルタ・ベルリンのアドリアン・ラモスで、すでに合意済み。そしてもうひとりの最有力候補がインモービレだ。先日、私の携帯電話にこんなメッセージが入った。

「遠からず動きがある。ドイツ人はますます熱を上げている。もうすぐ正式オファーが届いて交渉が始まるはず」

 ユベントスは、保有権を売却するかトリノから残り半分を買い戻して戦列に加えるか、どちらかを選ばざるを得ないだろう。トリノは来シーズンもこのまま残留させたい意向だが、それは難しそうだ。

【AZ】ファン・バステン監督と2年契約
 エールディビジのAZは、ディック・アドフォカート監督の後任として、現在ヘーレンフェーンを率いるマルコ・ファン・バステン監督と2016年までの2年契約を交わしたことを発表した。来シーズンから指揮を執る。

【ウディネーゼ】デ・パウル(ラシン・クラブ)の獲得に動く

 ウディネーゼは昨夏オファーを出しながら交渉がまとまらなかった、ラシン・クラブ(アルゼンチン)の10番ロドリゴ・デ・パウルの獲得に、改めて乗り出している。94年生まれの左ウイングは、トップ下でもプレーできる攻撃のタレント。首尾よく獲得できたらリーガ・エスパニョーラのグラナダにレンタルに出して成長を待とうという算段だ。ちなみにグラナダは、ウディネーゼ、ワトフォード(イングランド2部)と同じポッツォ家が経営権を保有している。

【ユベントス】カセレスの代理人フォンセカが契約延長のためトリノへ

 かつてローマやユベントスでプレーしたFWで、現在はウルグアイを代表する大物代理人となっているダニエル・フォンセカがトリノを訪れる予定だ。要件は顧客であるウルグアイ代表DFマルティン・カセレスの契約延長。カセレスにはミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長、バルセロナ時代から目をかけているマンチェスター・シティのチキ・ベギリスタインSDが注目しており、それを交渉の材料にして年俸アップでの契約延長を勝ち取ろうという算段だ。

 また、デフェンソールで大活躍中のファンタジスタ、ジョルジアン・デ・アラスカエータの売り込みも目的のひとつ。欧州、南米の複数のクラブが獲得を望んでおり、最近もブラジルのクルゼイロが移籍先として噂に上った。ユーベも以前から注目しているが、問題はアントニオ・コンテ監督の3-5-2システムにはファンタジスタの居場所がないところ。パラティチSDとマロッタGDがこのタレントへの投資を決心するかどうかが注目される。

【フィオレンティーナ】モンテッラ監督は残留を明言

 4月19日のローマ戦に0-1で敗れたフィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督。一部のマスコミでは来シーズンのミラン行きが噂に上っているが、試合後のインタビューでこれをはっきりと否定した。

「クラブとはすでに来シーズンの構想について話し合っている。具体的にはコッパ・イタリアの決勝を終えてから掘り下げることになるだろう。現時点では来シーズン、私がフィオレンティーナの監督でないという可能性はゼロだ。もちろんクラブが反対の決断を下さなければの話だが」

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
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