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【現役主審に問う|西村雄一×岩政大樹 #4】ビデオ判定には賛成or反対?レフェリーから見た影響は

カテゴリ:Jリーグ

岩政大樹

2017年07月21日

我々レフェリーは第三者、プレーの真実を知っているのは選手。

選手に正直に伝えれば、信頼関係を築ける可能性が広がる。(C)SOCCER DIGEST

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岩政 西村さんは、そういう自分のやり方をレフェリー業界で話すことはないんですか?
 
西村 悩んでいるレフェリーにアドバイスをしますが、私の言うとおりにしても上手く行くとは限りません。結局、いろんなやり方からそのレフェリーがスタイルを築くもので、解決策は自分で見つけなければいけない。

 ですから、ミスがあっても正直にやっていくべきだと話しています。岩政さんは今、関東1部リーグでプレーしていますが、そこに若いレフェリーが来ると、戸惑いませんか? どうしたって岩政さんの経験のほうが上だから、文句を言いたくなる場面もあると思います。
 
岩政 そうなんです。だから、ここ数試合はレフェリーに合わせるようにしました。レフェリーの方が私に対抗してくるので。
 
西村 そうでしょうね(笑)。
 
岩政 私なりに若いレフェリーの方のことを考えていろいろ話はするんですが、どうも逆効果のようで……。
 
西村 私も経験しましたが、自分のミスは、レフェリー自身が一番分かっているんです。ただ、そこを突っ込まれると反発してしまうこともあります。でも、それでは良くない。我々レフェリーは第三者、プレーの真実を知っているのは選手だという発想が大事かもしれません。

 例えば、ラストタッチは選手のほうが分かっているかもしれない。レフェリーはそこで間違いだと気づいたら、その時は選手に正直に伝えてみる。もちろん、選手に咎められますが、次に同じような場面を迎えた時に、今度は選手に「今のはあっていたよ」と言ってもらえたら、信頼関係ができるはずです。
 
岩政 全国のレフェリーの方は勉強になりますね。付け加えておきたいことはありますか?
 
西村 海外は「あまり笛を吹かない」と比較されます。これは、選手が激しい接触に耐えたら、タフなチャレンジとしてプレーを続けさせることがある。つまり、我々が基準を変えているのではなく、選手のプレースタイルによるもので、それが基準の差に見えるのではないでしょうか。

 それから、Jリーグよりも海外のほうが面白いという意見を耳にします。これは、日本文化として「ミスをするな」という中で育っているので、あまりリスクを負わないのかもしれない。海外リーグと同じようにチャレンジする回数が増えれば、観客の満足度も上がるかもしれません。
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