年俸は18歳にしてセリエAで4番目…。
ちなみに、600万ユーロという年俸は、ゴンサロ・イグアイン(750万ユーロ)、パウロ・ディバラ(700万ユーロ)、そして7月12日にユベントス入りが決まったドグラス・コスタ(650万ユーロ)に続く、セリエAで4番目の数字。ジャンルイジ・ブッフォンがキャリアの中で最も年俸が高かった時期(2009年から2013年まで)にもらっていたのと同じ金額である。
欧州中を見渡してもGKでドンナルンマよりサラリーが高いのは、マヌエル・ノイアー(バイエルン)とダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)だけだ。
契約延長前のドンナルンマの年俸は、チーム最低額の16万ユーロ(約2048万円)。月給に換算すると日本円で170万円ほどだった。これがサインひとつで一夜にして約38倍、月給6400万円にも増えた計算だ。
400万ユーロと600万ユーロ、どちらも我々一般人としてはスケールアウトした金額であることに変わりはない。しかし、ドンナルンマ家の立場からすれば、このドタバタの結果として年俸が50%アップし、さらに兄アントニオのキャリアも安定したのであれば、このくらいの犠牲は受け入れられる範囲、ということなのかもしれない。
もちろん、同じミランに残るのであれば、禍根を残すことなく最初のオファーを受け入れていれば、誰もがハッピーになれたはずなのに、という意見にも一理あることは間違いない。筆者も個人的にはそう思う。
実際、ドンナルンマがピッチに戻ってきた時、ライオラとの絶縁を関係修復の絶対条件として突きつけてきたゴール裏のウルトラス連合が、どんな振る舞いを取るかはわからない。あのパオロ・マルディーニに対してすらも、応援ボイコットを非難されたことを根に持って引退までブーイングの口笛を浴びせつづけたような連中のこと、そう簡単に「裏切り」を許すことはないだろう。キャンプ、そしてプレシーズンマッチが見物である。
欧州中を見渡してもGKでドンナルンマよりサラリーが高いのは、マヌエル・ノイアー(バイエルン)とダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)だけだ。
契約延長前のドンナルンマの年俸は、チーム最低額の16万ユーロ(約2048万円)。月給に換算すると日本円で170万円ほどだった。これがサインひとつで一夜にして約38倍、月給6400万円にも増えた計算だ。
400万ユーロと600万ユーロ、どちらも我々一般人としてはスケールアウトした金額であることに変わりはない。しかし、ドンナルンマ家の立場からすれば、このドタバタの結果として年俸が50%アップし、さらに兄アントニオのキャリアも安定したのであれば、このくらいの犠牲は受け入れられる範囲、ということなのかもしれない。
もちろん、同じミランに残るのであれば、禍根を残すことなく最初のオファーを受け入れていれば、誰もがハッピーになれたはずなのに、という意見にも一理あることは間違いない。筆者も個人的にはそう思う。
実際、ドンナルンマがピッチに戻ってきた時、ライオラとの絶縁を関係修復の絶対条件として突きつけてきたゴール裏のウルトラス連合が、どんな振る舞いを取るかはわからない。あのパオロ・マルディーニに対してすらも、応援ボイコットを非難されたことを根に持って引退までブーイングの口笛を浴びせつづけたような連中のこと、そう簡単に「裏切り」を許すことはないだろう。キャンプ、そしてプレシーズンマッチが見物である。