超セクシーな彼女、「ミラン」なのにインテル移籍…シュクリニアルが話題!

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年07月09日

わずか1年半前は無名の存在だった。

サンプドリアからインテルへ引き抜かれたシュクリニアル(左)。恋人のバルボラさん(右)とともに大きな注目を集める。※写真は左がGetty Images、右はインスタグラムより

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 最終ラインの刷新が喫緊の課題であるインテルは現地時間7月7日、サンプドリアからスロバキア代表CBのミラン・シュクリニアルを獲得したと発表した。
 
 契約期間は2022年までの5年間で、移籍金は発表されていない。移籍専門記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、2000万ユーロ(約28億円)+ジャンルカ・カプラーリの譲渡(1500万ユーロ=約21億円に相当)という条件で、総額は3500万ユーロ(約49億円)にのぼる。まだ実績に乏しい22歳のDFとしては、かなり大きなディールと言えるだろう。
 
 一部の現地メディアでは、そのオペレーションの中に長友佑都の譲渡が組み込まれる可能性があると報じられていた。しかしサンプドリアが求めたのは、昨夏にインテルが保有権を確保し、レンタル先のペスカーラで9ゴールを挙げた若手FWのカプラーリだった。
 
 世界的にはほぼ無名の存在だったシュクリニアルが飛躍のきっかけを掴んだのが、16年1月のサンプドリアへの移籍だ。この時、ユース時代から数えて9年間を過ごしたジリナ(スロバキア)に支払われた移籍金は、わずか100万ユーロ(約1億2000万円)だった。
 
 1年目は半年間で3試合の出場のみに留まったものの、シーズン終了後にスロバキア代表に初招集される。そして、わずか2キャップでヤン・コザーク監督の信頼を勝ち取り、EURO2016の登録メンバー入りを果たした。
 
 そのEUROでは一列前のアンカーで起用され、グループステージのイングランド戦(0-0)で途中出場、ドイツとの決勝トーナメント1回戦で先発出場を果たしている。
 
 迎えた16-17シーズン。当初はCBの3、4番手と見られていたが、マルコ・ジャンパオロ監督が志向するアグレッシブなパスサッカーにフィットし、開幕直後にCBの定位置を奪取。シーズンを通して安定したディフェンスを披露してレギュラーの座を守り切り、35試合に出場した。
 
 187センチ・80キロと恵まれた体躯で、優れたフィジカル能力を持ちながら、それに頼ることなく、鋭い読みでFWと勝負できるのが特長だ。足下の技術も低くなく、ビルドアップでも貢献できる。
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