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痛恨の「あのミス」にも言及…ジェラードの「脳裏に残る」チームメイト、監督、ゴール、試合とは?

カテゴリ:ワールド

ジェームズ・ピアース

2017年02月16日

キャラが後ろにいるだけで自分が無敵の力を手に入れたように思えた。

ユース時代から盟友だったキャラガー。一番好きだったチームメイトとして真っ先に挙げた。(C)Getty Images

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ピアース記者:じゃあ、もっともお気に入りのゲーム、もしくはパフォーマンスは? 2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝(ミラン戦)? それとも、2006年のFAカップ決勝(ウェストハム戦)かな?
 
ジェラード:1試合を通しての総合的なパフォーマンスで言えば、ウェストハム戦かな。自分で言うのもなんだけど、あの試合の僕は本当にすごかったし、文字通りパーフェクトな働きができた。他にも良かったと思う試合はいくつもあるけど、小さなミスが絶えなくてね。でも、あの日だけは違ったんだ。ああいうのを「ゾーンに入った」って言うんだろうね。まるでオートパイロット(全自動)のボタンを押したみたいに、やることすべてがうまくいったんだ。自分でも、「ワォ!!」って思えるような最高のパフォーマンスだったよ。ただ、もっとも“アメージングな瞬間”となると、やっぱりイスタンブール(04-05シーズンのCL決勝の開催地。リバプールはミランに0-3から追い付き、PK戦の末に優勝を飾った)だろうね。僕だけじゃなく、サポーターやリバプールに関係するすべての人たちにとっても、きっとそうだと思う。あの優勝がどれほどのインパクトを残したか。ファイナルだけじゃなく、大会全体を通して僕たちは偉業をやってのけたんだ。アンダードッグ(かませ犬)って言われ続けた僕らがね。最高の瞬間をチームメイトとシェアできたあの夜のことは、永遠に忘れないよ。
 
ピアース記者:元チームメイトの中から一番好きな選手を挙げるとしたら?
 
ジェラード:(即答で)ジェイミー・キャラガーさ。キャラが後ろにいてくれるだけですごく安心できたし、自分が無敵の力を手に入れたように思えたんだ。彼はまさしく、真のリーダーと呼ぶにふさわしい男だった。さらにあの“口”だ。僕はなにか問題があれば、時間を見つけて1対1で対話することを好み、ピッチ上で叫ぶタイプではなかった。それはみんな知っているよね? でも、キャラは違った。彼は叫ぶのが大好きだったからね(笑)。それもあってか、彼が後ろにいると妙に安心できたし、勝利や成功の可能性が高くなるような気がしていたんだ。
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