「疑惑の判定」にばかり注目が集まることに24歳のCBは疑問を投げかける
昌子はその判定がクローズアップされる形で敗れたことを、悔やんでいた。
どうやら、彼はその場面だけを切り取って、レフェリー陣を批判することに、疑問を抱いていた。もちろん、一瞬でチームの状況が一変してしまうのが、サッカーの怖さでもあり、醍醐味でもある。
ただ、このクラブW杯全体を通じて、鹿島の最終ラインを支え続けたCBが感じ取っていたことがあった。
「今大会、4試合を戦いましたけど、レフェリーの質はとても高かったです。ビデオ判定の件などいろいろありましたけれど、僕ら選手はそういった判定の面でストレスを抱えることなく全試合できました。本当に質が高くて、僕らが気持ちよくプレーできたことには感謝しています」
それはJリーグのレフェリー陣に対する注文のようにも感じられた。
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