現役Jリーガーが選んだ今季の「MVP」は? J1全18クラブ、計90選手にアンケート!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年12月18日

浦和の躍進を支えた"職人"が3位に。

浦和の阿部(22番)は今季、フィールドプレーヤーでは史上3人目となるJ1リーグ100試合連続フル出場を果たした。(C)SOCCER DIGEST

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●6位 44pts.
柏木陽介 (浦和/MF)
今季成績:33試合・5得点・6アシスト
今季本誌採点:5.98
 
「浦和が上手くいっているのは、彼の輝きがあってこそ。ひと皮むけた感じ」 と、元同僚である広島の青山から1位の評価を得た。「彼から攻撃が始まる」 (小川/名古屋)という司令塔役はもちろん、「大きいのは守備意識の向上。 だから高い位置でボールを奪えていた」 (森﨑和/広島)と、積極的なプレッシングによる貢献度も高かった。
 
 
●5位 47pts.
ピーター・ウタカ(広島/FW)
今季成績:33試合・19得点・8アシスト
今季本誌採点:6.00
 
清水時代から身体能力の高さに定評はあったが、「自分が探していたチーム」と話す広島で大ブレイク。個人技に走るのではなく、「自分の良さをチームメイトに理解してもらって、ゴールを量産している」(豊田/鳥栖)のが素晴らしい。名古屋の川又は同じストライカーとして、移籍1年目でコンスタントに得点を挙げた点を称賛している。また、リーグ6位タイの8アシストをマークするなど、味方も巧みに操った。
 
 
●4位 51pts.
齋藤 学(横浜/MF)
今季成績:33試合・10得点・8アシスト
今季本誌採点:6.20
 
甲府の土屋が「日本一」と認める日本代表MFのドリブルには、同じドリブラーの伊東(柏)も「速いけどタッチが細かく、スピードの乗り方は勉強になる」と惚れ込んでいる。浦和の森脇が「ドリブル、シュートだけでなく味方も使える」と言うように、相手にとっては厄介な存在だった。今季の充実ぶりは、10・11月度のJ1月間MVPに選ばれ、ハリルホジッチ政権下で代表復帰を果たした点からも分かる。
 
 
●3位 60pts.
阿部勇樹(浦和/MF)
今季成績:34試合・1得点・0アシスト
今季本誌採点:5.91
 
 フィールドプレーヤーでは史上3人目となるJ1リーグ100試合連続フル出場を果たし、 「127」まで記録を伸ばしてシーズンを終えた。「怪我をせずフル出場を続け、しかもすべてのレベルが高い」(三竿/湘南)と安定感は抜群で、戦力として不可欠なのは「地味だけど、あの人がいるからあのサッカーが成り立っている」(磯村/名古屋) とのコメントから明らか。来季、フル出場試合数はさらに伸びそうだ。
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