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【現地記者の英国通信】リバプールも好調! クロップこそいまプレミアで最も魅力的な指揮官だ

カテゴリ:メガクラブ

スティーブ・マッケンジー

2016年10月14日

目の肥えたリバプールファンも認めたクロップの素質とは?

一時代を築いたシャンクリー(左)やペイズリー(右)のようにリバプールに再び強さを取り戻せるのか? クロップの手腕に注目が集まっている。 (C) Getty Images

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 リバプールのファンからもクロップはリスペクトを受ける存在になったようだ。
 
 リバプールファンが監督の必要条件に挙げるのが「情熱的であること」だ。彼らの監督は熱意に溢れたファンと同じくくらいのスピリットを持っていなければならないのだ。クロップはその資質を十分に持っていると思う。
 
 最近、クロップは英国メディア『スカイスポーツ』の人気番組『マンデーナイトフットボール』に出演オファーを引き受けたことが話題となった。
 
 プレミアリーグの現役監督がこういったテレビ番組に出演することは本当に珍しい。クロップは快活に自身の理想とする戦術について語ってみせた。
 
 リラックスしながら語る姿からはリバプールでの監督生活が快適なものであるかを示すものであった。
 
 クロップは1年で何かしらを手にすることに興味を持っていない。彼は将来を見据えたチーム作りをしていくことに関心があると就任1年目で感じさせられた。
 
 その志向はリバプールが求めているものにマッチする。短期的な目標設定をするよりも、ビル・シャンクリー(1959~79年まで指揮)やボブ・ペイズリー(1974~83年まで指揮)のような長期的で強い政権を築いてほしいとクラブも思っているに違いない。
 
 クロップもクラブとファンが同じ考えを持ってくれていることを幸せに思っていることだろう。
 
 また、プレミアリーグのファンもクロップのキャラクターと戦術を好意的に捉えていると私は思う。彼の難点を探すのはそれほどまでに難しいのだ。
 
文:スティーブ・マッケンジー
 
スティーブ・マッケンジー (STEVE MACKENZIE)
profile/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。
 
 
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