ハリルホジッチ監督の優遇も、そう長くは続かない。
多くの〝欧州組″が不遇に苦しむなかで、長友と同ポジションの酒井高徳と酒井宏樹はリーグ戦でフル出場を続けているのだ。
長友は「代表というのはポジション争いがないとダメだし、コンディションの良い選手が出て来ないといけない。それは監督が判断するのでね。試合に出るにしても出ないにしても、しっかりとチームサポートできる存在でいないといけない。それは僕だけじゃなくて、一人ひとり、みんながそう」と競争を歓迎した。
ハリルホジッチ監督も、メンバー発表の会見で「川島、長友、吉田、長谷部、香川、清武、本田、岡崎、宇佐美、武藤を除けてしまうと、誰と交代しますか? かなり難しいですよね。だからこのような選択(メンバーから外すこと)は私にはできないということです」と語ったように、代表では不動の主力として扱われている。
もちろん実績を考えれば、2008年から招集され続け、2度のワールドカップに出場している長友は、外しにくい。しかし、同じポジションを争う酒井宏と酒井高が好調とあれば、指揮官の優遇もそう長くは続かないだろう。
今、長友は正念場を迎えている。10月シリーズでの奮起に期待したい。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
長友は「代表というのはポジション争いがないとダメだし、コンディションの良い選手が出て来ないといけない。それは監督が判断するのでね。試合に出るにしても出ないにしても、しっかりとチームサポートできる存在でいないといけない。それは僕だけじゃなくて、一人ひとり、みんながそう」と競争を歓迎した。
ハリルホジッチ監督も、メンバー発表の会見で「川島、長友、吉田、長谷部、香川、清武、本田、岡崎、宇佐美、武藤を除けてしまうと、誰と交代しますか? かなり難しいですよね。だからこのような選択(メンバーから外すこと)は私にはできないということです」と語ったように、代表では不動の主力として扱われている。
もちろん実績を考えれば、2008年から招集され続け、2度のワールドカップに出場している長友は、外しにくい。しかし、同じポジションを争う酒井宏と酒井高が好調とあれば、指揮官の優遇もそう長くは続かないだろう。
今、長友は正念場を迎えている。10月シリーズでの奮起に期待したい。
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)

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