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【日本代表】セビージャで難しい立場にある清武だが、「試合勘はすぐに鈍るものではない」ときっぱり

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年10月03日

「自分の持てるものを、全部出せればいい」と闘志を漲らせる。

9月シリーズのUAE戦では左ウイングで先発。「思うところも、反省点もあった」と振り返り、起用ポジションについて聞かれれば「どうですかね、左で出るんですかね。全然、分からない」と答えた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本に帰る飛行機の中で、清武は今回の10月シリーズに向けて気持ちを高めていた。
 
「ホーム(のイラク戦)はやっぱり、きっちりと勝点3を取らないといけない。オーストラリアとの試合も、1ポイントじゃ物足りない」と“2連勝”を目指す。
 
 そのためには、「自分の持てるものを、全部出せればいい」と闘志を漲らせる。
 
「僕たちもワールドカップに行きたいし、日本のみなさんもワールドカップに行ってほしいと思ってくれているだろうし。そういう想いを背負って、まずはイラク戦を迎えたい」
 
 前回のアウェーでのタイ戦は勝利したが、初戦のUAE戦を落としているだけに、「危機感はある」。それ以前にも、周囲の“日本はワールドカップに絶対に出ないといけない”という期待に応えるべく、プレッシャーを感じて戦ってきた。
 
 その重圧を、危機感を、スペインで初めて味わう悔しさを、そのすべてを発奮材料にして、勝利という結果につなげられるか。
 
 少なくとも、今の清武は試合に“飢えている”。「試合に出たい」と言葉に力をこめる。ハリルジャパンの命運を左右するかもしれない今回の2連戦で、エネルギーをため込んでいる清武は大きな仕事をやってくれそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 

9月21日発売号のサッカーダイジェストの特集は「日本はワールドカップに辿り着けるのか」。ハリルジャパンの危機説を、「本当に日本は弱くなかったのか?」など“10の論点”から検証します。ルーツ探訪では小林祐希選手が登場。

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