【セルジオ越後】いまのハリルジャパンは、まるでグランパスのようだね

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年09月16日

勝てなかった監督がどうして評価されるのか。

A代表のコーチ復帰が決まった手倉森は、 選手の気持ちを汲む術に長けていると聞く。でも、それでチームが強くなるとは限らないよ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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  崖っぷちとは言わないまでも、楽観視できない状況に立たされているハリルジャパンに、リオ五輪代表の監督だった手倉森が、コーチとして復帰することが正式に決まったね。ニュースでもそれなりに取り上げられているけど、新たに入閣するわけじゃないし、そこまで騒ぐ必要はない。
 
 いずれにしても、よく分からない人事だよね。手倉森の人柄は良いけど、監督として五輪で結果を残したわけではない。メダル獲得を目標に掲げていたにもかかわらず、手倉森ジャパンはグループリーグさえ勝ち抜けなかったんだ。結果がすべてのこの世界で、勝てなかった監督がどうして評価されるのか。そこまで日本には人材がいないのだろうか。
 
 五輪という国際舞台での成績で言えば、4強入りしたロンドン五輪代表の監督である関塚のほうが上なんだけどね。
 
 選手の気持ちを汲む術に長けているとか、手倉森のそういう面が評価されていると聞くけど、そんな監督はたくさんいる。でも、選手のメンタルをよく理解するのと、チームの強化は別の話だ。それで強くなれば苦労しないよ。
 
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