W杯最終予選に臨む日本代表メンバーの近況レポート|国内組編

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月26日

DF――槙野が負傷により帯同が微妙な状況に。森重、昌子は安定度の高いパフォーマンス。

一時は不調に陥ったFC東京だが、森重は浮き沈みのないパフォーマンスでチームを支えている。チームはここ5試合で3勝2敗と上昇傾向だ。写真:徳原隆元

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槙野智章(浦和/DF
 
今季成績(J1)
24試合・3得点(26試合終了時)
 
 疲労による影響で、浦和の全体練習から外れた。するとハリルホジッチ監督は「メンバー発表の15分前に、槙野に関して悪い情報が届いた。検査の結果が良くなかったそうだ」と報告。週末の神戸戦のあと、日曜日に代表チームに一旦合流し、メディカルチェックなどをして、その結果からメンバーに帯同するかどうかを判断することになる。
 
 指揮官は「槙野のパフォーマンスは良くなってきていただけに残念。こういうことは良くあること」と説明。また槙野は、「怪我の状況によりどのようになるか分かりませんが、日の丸を背負う責任と誇りを持って、勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメントしている。
 
 
森重真人(FC東京/DF
 
今季成績(J1)
24試合・3得点(26試合終了時)
 
 ここまでシーズンを通して絶好調とは言えないが、直近の第2ステージ9節の横浜戦で落ち着いたパフォーマンス。大きなミスはなく、対峙したカイケをほぼ完璧に抑え込んだ。また7月30日の同6節・新潟戦ではR・シルバの挑発に乗らず、冷静に対応するなど無駄なイエローカードもない。相変わらずビルドアップの役割も担っており、FC東京では攻守に欠かせないキーマンになっている。代表では、同じCBの槙野を「意識せざるを得ない存在」とライバル視する。
 
 
昌子 源(鹿島/DF
 
今季成績(J1)
25試合・0得点(26試合終了時)
 
 第1ステージでは、出場停止を除く16試合に先発フル出場。第2ステージに入ってからも、最終ラインの軸として連続出場を続けている。空中戦の強さ、守備範囲の広さ、フィードの正確さを高次元で兼備し、加入当初から定評のある1対1にも、「さらに磨きがかかっている」とチームメイトの土居も証言する。
 
 第2ステージ以降、チームが公式戦4連敗と大きく調子を落とした時期も、ディフェンスリーダーとしての自覚を強く意識し、責任感のあるプレーを随所に披露していた。
 
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