13 高木俊幸 5.5(62分OUT)
試合を重ねるごとに周囲との連係は向上している。カウンターから持ち込み惜しいチャンスも作ったが、シュート1本に終わる。そろそろゴールが生まれる?
9 武藤雄樹 7 MAN OF THE MATCH
なかなか前線3人による崩しは見せられなかった。それでも嗅覚を発揮して2ゴールを奪取。「決して今季ベストといえる出来ではなかったし、むしろ反省点が多かったが2点を奪えた。サッカーはやっぱり不思議」と振り返った。
FW
20 李忠成 5.5(62分OUT)
リベロのアンドレ・バイアの高さと長いストライドに苦しめられ、高い位置で起点を作れなかった。42分の武藤のゴールには絡んだものの、シュートを1本も打てずに終わった。
交代出場
MF
7 梅崎 司 6(HT IN)
右ウイングバックに入り、アップダウンの攻防で主導権を握り続けた。なかなか目立ったプレーは見せられずにいたが、試合終了間際に青木への縦パスをとおして、4点目につなげた。
MF
16 青木拓矢 6.5(62分IN)
ペトロヴィッチ監督が珍しく名前を挙げて賞賛するほどの充実のパフォーマンスを披露。ボランチでプレーしながら、90+2分にはサイドへ飛び出してクロスを放ち、武藤のゴールをアシストした。
FW
21 ズラタン 6(62分IN)
ターゲットとして相手を引きつけることで、チャンスを作り出していた。ただ自身にはゴールが生まれずにいる。
監督
ペトロヴィッチ 6.5
30分を残して、3枚すべてのカードを使い切った。この暑さのなか、誰かが足を痙攣させたりしたどうするのだろうか……という不安は杞憂に終わり、むしろ相手チームとの選手層の厚さの違いをしたたかに生かした采配と言えた。
試合後の記者会見では、「動きの切れ、飛び出し、運動量、積極性など、いつものような私たちらしい動きを見せられなかった。それでも、最終的には、質の違いを示すことができたのではないだろうか」と振り返っていた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
浦和――うだるような暑のなか、残り30分で3枚のカードを使い切る。誰かが倒れたらどうする!? 結果は…。

武藤は「決して良い出来とは言えなかったが、2得点と結果を残せたことは素直に嬉しい」。FWの嗅覚を取り戻したようだ。写真:田中研治

【警告】浦和=なし、湘南=岡本拓
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】武藤雄樹(浦和)